怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

夜はBIGCATへ。久しぶり。前回はいつだったか、まるで思い出せない。その前に、移転したというKING KONGへ。面積は半分以下になったかな。倉庫みたいな造りはあまり変わってない。値付けは相変わらず。BIGSTEPに来ることも久しぶりだが、はっきりと空きテナントが見えるのと、テナントの質もかなり下がっており、商業ビルとしては格がかなり落ちているのだろうと思う。大阪に来た20余年前を思うと隔世の感だが、当然かとも思う。なにしろあの頃はWAVEがあったのだから。
そろそろ時間なので4階へ。チケットの整理番号で予想はしてたが、フロアは空いている。オウガが変な対バンが好きというのはわかってるが、今日のオカモトズはファンのかぶりようがないだろう。ライブが終わってもたぶんかぶらない。僕はそうだった。持ち時間60分のために4500円のチケットというのは、特にオカモトズの若いファンには厳しいだろう。僕だって厳しい。とはいえ、ワンマンはしばらくないだろうし、ここで行っとくしかないのが現実。前回のワンマン、行きたかったのだが影野さんとかぶってたから仕方ない。
最初はもちろんOKAMOTO'Sから。ベースのハマが抜群に上手いというのが前に何かのフェス映像を見たときの印象だったが、それは今回も変わらず。とにかくベースがいい。もちろんボーカルのパフォーマンスもこなれているし、ほかの2人も決して悪くない。楽しく聴けるし、それはいいんだけど、ただその時間がオウガだったらもっと良かったなというだけのこと。
聞いてて思うのが、さすがいいライブハウスは違うなということ。各パートの音がクリアに聞こえて、しかもまとまりがある。日ごろ下々のライブハウスに行ってるから落差を感じる。PAの腕もいいし機材もいいんだろう。それでも僕は下々のライブハウスが好きなんだけど。
オウガは1時間ほどのセットで、時間の限りアンコールを延々とやってくれるのを少しだけ期待してたが、そうはならず。そういうバンドではないからそうだよね。30分超えたあたりからやっと、"らしく"なってくるんだけどなあ。やっぱりワンマンだよなあ。いいライブだったんだけど、チケット代はやっぱりキツかった。こういうこと言うべきじゃないしカッコ悪いけど、そうなんだ。