怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

今日もムジカジャポニカ。移転予定のムジカだが、このムジカに来るのは最後になるはずだ。
開場を待ってるなかにひろしnaさん。ご本人はもちろん偉ぶらないくだけた人だけど、こうして間近にいるとさすがに緊張する。話しかけられてどうするかと思った。同じ目線なだけに、どういう話し方をすればいいのかわからなくなる。そんなことを考えてしまうからいけないんだろうけど。
最初はメタピュラー・グヌピコ先生。ギターを弾かないキララさんは罪だと思うけれども、このグヌ様はいいわ。いままでのキララさんはバカなことをしたがるけどなんか照れが残ってたように思うけど、これはちゃんとしてる。
黒岩あすかバンド編成。僕にとってはソロが原点であり黒岩あすかそのものなんだけど、このバンド編成は実にいい。メンバーに力があるからというのはもちろんだけど、クラシックギターをエレキに持ち替えても、静謐が轟音に変わっても、黒岩あすかの血を吐くような歌は変わっていない。ソロの少ない音数が導く濃密な空気感と、音が重なる厚みのある重さと。生音の弾き語りを聞いたときのあの像からこの姿は想像できなかった。黒岩さんがどちらをやりたいのかとかどういう気持ちで切り替えているのかとか、僕には全くわからないけれども、でも聞き手としてどちらも黒岩さんに打ちのめされる体験ができることには違いない。
最後はスカートめくり。なんと実に7年ぶり。その時の対バンが同じく初めて見た壊れかけのテープレコーダーズだから本当に久しぶりだ。だから当時の姿は記憶にないけれども、ふざけながら勢いよく稚気にあふれるざらざらしたサイケロックは貴重な存在。ライブが少ないのにはもちろん事情もあるのだろうけど、これはまた次を見たいと思わされた。
最後に主催のおしゃれ童子店主があいさつして終了。
さよならムジカ。
ところで移転先ってどこなんですかね。