怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

めでる

検査の前夜はいつも眠れないのだが、珍しく今回はきちんと眠れた。検査後はなにか少し吹っ切れる感じがあって少し気分が軽くなる。
仕事のついでに桜の通り抜けに寄ってみる。平日だが結構な人手で、雑踏とまではいかないがのんびり歩けるわけでもない。このために来たのかどうかわからないが中国か台湾からの団体もいる。
今までは通りぬけなんて歩いて通り過ぎるだけで花見にならないと思って来たことがなかった。花見にならないのはそのとおりだが、みんなそのために来ているわけではないことになぜ気づかなかったのだろう。鬱金や松月など珍しい桜が花を咲かせているのを見て楽しくないわけがないではないか。桜といえばソメイヨシノしか知らないなんてことはないが、それでもこんなにいろいろな桜があるとは知らなかった。桜はやまとごころだと本居宣長が思いついた時分の桜はもちろん八重桜だったはずだが、八重桜と一言で言っていいものではなかったのだ。アナウンスが騒がしいのは残念だが、それでも十分心が安まった。