怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

10時ごろ桜の通り抜けに出かける。妻は珍しく30分も前から支度していて、そんなに楽しみなのか。よかった。
予定通り30分ほどで到着。予想外だったのは駐輪場が見当たらないことで、ややうろうろしたがなんとか停めて門へ向かう。
天満橋のほうに長い列のようなものができていたが、歩く人が列になっているだけなので最後尾に並ぶようなものでもなく普通に一緒に入る感じ。天満橋から来る人が多いってだけのことなのだろう。
少し早いかなと思ったが、十分見応えのある咲きっぷりで散りつつある桜もあるからやはりこのくらいの期間設定が適切なんだろう。僕の好きな鬱金はもちろん、各種各様の桜が見事。とくに花が好きってわけでもない僕だが、やはりいいものだ。
気になるのはお客さんのマナーで、枝を手に持ったり荷物がひっかかるのを見かけたりするとハラハラする。うるさいアナウンスにはうんざりするし。
それでも花を見ているひとたちの笑顔はいいもんだ。特に外国からのお客さんにはいい思い出を持って帰ってほしい。
自転車を出して、コバトパン工場コッペパンのサンドをを4つ。揚げきなこ、桜クリーム、餡塩バター、チキンカツ。
妻がこの機会に大阪城に行きたいと言うので、あんなところになぜと思いつつも、たっての希望だししょうがない。
城郭のベンチでコッペパンを平らげ、チケット売り場の行列に並ぶ。
大阪城天守閣は僕の記憶よりずっと小さく、やはり子供のころの記憶ってそういうものなんだろう。そして見どころなんてなにもない。妻も正直がっかりしていたようだ。でもそれも一度行ってこその感想なので、それはそれでいいか。
外国人が貸衣裳の和装で写真を撮ったり、子供が忍者装束で飛び回ってたりが楽しい思い出。
それにしてもこの大阪城、鉄筋コンクリートと揶揄されて久しいが、かれこれ築85年だから実は結構歴史的な建築物だったりする。
あっさり見終わって帰宅。自転車屋で空気圧と油をみてもらい、懸案の鍵を買う。1500円。
夕方塚本へ。風が強いと淀川を渡るのが大変だが今日は大丈夫。塚本駅吉野家豚丼を食べる。わずかな豚肉と多めの玉ねぎにはがっかり。300円でもがっかりだし330円ならもっとがっかりだ。エレバティへ。
スダユウコ。音響系ともインダストリアルともエスニックともつかない、ごたまぜの音楽でスイッチを切りつつ聞くのにちょうどいい。
豊川座敷。ギターの弾け具合と声の乗り具合がちょうどよく、たぶん絶好調くらいのライブ。先日の東京での共演者に刺激を受けたのかなあ。そういう点ではたしかに大阪は刺激が足りない。まあ座敷さんの音楽にスーパーテクニシャンが必要かといえばそうじゃないんだろうけど、必要な時に必要な音が出てくるという意味でのテクニックは当然必要だし、それが今日は存分に見れた気がする。
今日のエレバティはそれなりに客もいてそれなりにガヤっとしてて、環境もこのくらいがちょうどいいんじゃないだろうか。好調だからいい不調だから悪いというほど単純なものではないけど、しかしこういうタイミングに出会えるんだからやはり来てよかった。
カンガルーポー。こういうの、大阪っぽいなあ。
はにゃうにゃ。名前だけは前々から聞いてるのに一度もライブを見たことがなかったのが、ようやく。とにかく曲がいいし声も上手すぎないのがかえって引っかかりができていい。
p+pause。なかなかいいじゃない、とは思ったけど同じ曲調で最後までっていうのもつらいような。それがやりたいんだろうとは思うし、退屈もしないんだけど。
座敷さんとちょい話して帰宅。
今日は自転車であちこち乗り回したので疲れた。