怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

別々に音楽の夕べ

ソウルフラワー・アコースティック・パルチザンのライブのため、久しぶりに磔磔に向かった。阪急を降りてすぐ磔磔に行くつもりだったが、ふと思い立って高島屋の地下をのぞいてみると、かすかな記憶の通り原了郭の黒七味が置いてあった。367円。やけに丁寧なことに、紙袋で包んでそのうえ手提げ袋に入れようとするのがいかにもデパートだが、今時はこういうのは万人に喜ばれるというものでもないのではないだろうか。10gばかりの粉だっていうのに。
磔磔の入り口で子供連れのお母さんを見かけ、今日も子供が騒ぐのかなと少し不安になる。中に入ると案外というべきかそうでもないのか、客入りはほどほどらしく、テーブルと椅子はフルに出されている。幸い椅子はまだ少し空きがあり、座ることが出来た。座れたとなるとアルコールで眠くなってしまう可能性もあるので、ビールは中瓶を避けてハイネケンに。カクテルとか梅酒という選択肢もあるのだけれど、店員さんが忙しそうなので(なにしろ200人はいるだろうお客さんが一斉に注文するのだからちょっと壮絶だ)なんとなく遠慮してしまう。実際皆さんほとんどビールである。
ライブは中川を真ん中に左にリクオ、右に奥野。良く考えたらリクオのライブは初めてということになる。たしかに流石の巧さで、テクニックの意味では奥野がちょっと気の毒になるくらいだ。それでもソウルフラワーの音として違和感はないのだからそういう意味でもすごい。リクオのソロ曲やボガンボスのカバーを交えながら9時過ぎに終了。座って聴くソウルフラワーはのりにくいけれど、でもしっかり耳を傾けて聴くことができるのはアコースティックならでは。またぜひやってもらいたいものだ。
終演後すきやに行ってみたら改装のためか閉店中。がっかりして帰り、セブンイレブンのコンビニ弁当が夕食。ちょっと味気ない。妻はエリッククラプトンを楽しんできたようだ。