怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

3日連続の3日目

今日のボロフェスタはニーハオ!がトップ。というわけで11時過ぎに家を出た。阪急京都線の特急はたまたま3ドア車で、天気も上々のせいか空席はない。それでも茨木市で座る事ができ、河原町に12;12に到着した。百万遍でバスを降り、生協で食事。塩分1.4gか、案外少ないもんだ。
2時過ぎに会場に到着したが先着200名というおたべは無くなっていたようだ。たしかにそれ以上の人がもう中にいる。今までのボロフェスタならまだそんなに人はいないはず。ニーハオ!はいつのまにこんなに人気者になったのかと思ったがステージ前にいるわけではない。なにやら行列ができている。横山健の物販に並んでいる列らしい。理解できない事態だがなにかすごいものでもあるんだろうか。
さて定刻から少し遅れてニーハオ!がスタート。青ジャージは今日も元気だ。元気すぎて演奏はいつも以上に荒い。しかし段々と調子に乗ってきたのか、落ち着いてきて、しかし落ち着いたといってもやっぱり元気いっぱいで独特の叫び声が響く。晴れ渡る空のもと西部講堂を見ながらやるのは最高だろう。最後はステージを飛び降り、ベースをステージに放り投げる青ジャージ。ステージに戻れなくなってしまったっぽいがその無鉄砲ぶりが好調さを感じる。
つづいてはかせきさいだぁwithトーテムロックかせきさいだぁといえばつぶやくようなBIKKE的ラップのイメージがあったけれどもあれは間違っていたのか何なのか、結構でかい声でやってました。木暮晋也の佇まいがタイムスリップ感があって印象的。
外でCaravan。現代的なフォークソングバンドといった趣。良い音楽であるのは認めるけれどもあまり熱心に聞く気がせず、それよりもファンらしき人と立ち話をする木暮氏に興味を引かれた。
そして今日もヨーロッパ企画。昨日と同じくことわざジェスチャー、しかも1問目が昨日と同じというのはいかがなものかと思うが、それをのぞけば楽しめた。終わって西部講堂に入るとMelt-Bananaの演奏が始まっていた。キャリアは長いらしいが、実は全然知らない。なんとなくSHOW-YAとかその辺の感じがする。数曲聞いて外に出て、カシスオレンジを飲む。物販スペースのあたりでゆっくりのんびり飲んでいるうちにサムライトループスの演奏開始。どうやら横山健とそのスタッフがやってきたらしく、ファン達が集まってくる。バンドメンバーらしきごつい外人がサインしたりしている。なんかすごい大スターみたいになってるけど全然実感無い。
続いてカジヒデキ。本人には大変申し訳ないけれども半ズボンをはいていない事を確認。変なイメージがついてしまって本人も嫌だろうと思うけど。でも全体的なルックスは昔のまま。音楽は普通のポップスですね。結構ファンも来ているらしく盛り上がっていたけれども、正直外に出て夢中夢でも聞いた方が良かったかなぁと思いつつも奥に位置どっていたために最後まで聞いて、そしていよいよ騒音寺。出るとすぐに始まった!と思ったらリハーサル。それでも結構もりあがっている。まんなかでみているいかついおっさんはしのやん?演奏は狐か狸かでスタート。ベースとドラムスが代わってからは初めてだけど、コーラスはリズム隊が担当って珍しいね。すごい盛り上がりっぷり。MCも冴えてる。流石流石。これだけのことやられるとあとがつらいかも、と思いながら、特設ステージではじめにきよしを聞く。耳を澄ます。いや、結構いいです。結構いいのに特設ステージ、でもそれが似合ってる。横山健が始まったが人はあまり減らない。まぁ音楽性が違うしね。もっと聞きたかったがさっと終了し、仕方なく西部講堂に入る。前の方は大変に盛り上がっているご様子だが何がいいのかさっぱりわからない。とりあえず暴れれば良しってことですかね。こういうのが売れてしまうってのが残念なこの国の、とかそういうことは言いません。外に出てタコスでも食おうかと思ったらロボピッチャー演奏のためお休みだって。メンバーがやってたのかな。頑張ってるロボピッチャーに少し稼いでもらえたらよかったのだが、といって終わってからでは食べる時間もあるまい。しかたなくタイカレー(グリーン)を食す。辛くない方らしいが結構辛い。今は亡き?アガラアグラの味に似てる。あっちの方がおいしかったがこれも結構いける。でも商売っぽい立ち位置があんまり好きじゃないけどさ。こういうのは味じゃないんだよね。
で、ロボピッチャー開始。加藤くんたちのがんばりがなかったらロボフェスタはなかっただろう。深く感謝しながら聞く。前で聞いている和服姿の美人さんは数曲で立ち去ったが、なんか小島麻由美さんに似ていた。このあとのステージで、今日6時間半かけて車で来たと言っていたし、出番前にのんきに聞いているはずも無いので別人だろうが、でも一応小島さんと接近遭遇した事にしておこう。紺碧の歌という曲は非常にソウルフラワーっぽい。とか思っているうちに演奏終了。もうしわけないほどお客さんは少ない。小島さんに先乗りしたり横山健ファンが帰っちゃったりとかもあるんだろうけど、正直気の毒。ただ、実際音楽として、悪くはないしそれなりにいいんだけれども、何かが無いという感じはつきまとう。何か、ってなんだろう。多分本人もそれを探そうと苦しんでいるんだろうと思うけど。
さて、いよいよ小島さんですよ。やっぱりかわいい、っていうか、客観的に見ていわゆる美人ではなく、半径50cmの空気が美人。バンドはASA-CHANはじめ総勢5人。でも小島さんの音楽はASA-CHANの上手なドラミングとかより、Kyonの鍵盤と塚本さんのギターだけでやったほうがひきたつと思うんだけど。
小島さん「・・・こないだ外人さんのライブに行ったんですけど・・・、あんまりしゃべんないですね、外人さんって」
客「誰?」
小島「ジョアンナ。知ってる?」
客「・・・?・・・」
小島「ジョアンナだけじゃね・・ふふ・・」
なんかよくわからないけどすごいね。これ。意識的にやってるとしたら天才です。多分違うけど。
終演後、外に出ると祭りの余韻が心地いい。ボロフェスタは明日もあるけど、自分にとっては今日で終わり。家が近けりゃ余韻にひたりたいところだけど、そうはいかないし、それに余韻に浸ろうにも自分は多分居場所の無い人間なのさ。というわけですたすたと帰ってきました。乗り継ぎも順調で。でも疲れたね。年とるってやだね。また来年。