怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

もう6回目くらいのボロフェスタ

昨日の疲れもあんまりとれないのに、朝から京都へ。烏丸で降りて歩く。歩きながらマルハチで買ったおにぎりを食べ、30分弱でKBSホールに到着。受付はみやこ音楽祭と違ってすんなり。さすがボロフェスタ!なのか?
最初がTurntable Films。とりたてて特徴はないものの、フロントの3人が歌えてコーラスもばっちり、演奏もスキはなく、まあ評価はされると思った。英詞なのが残念なのと、まとまりすぎてて心をつかんでくる感じはなかった。でも結構いいバンドです。
次が踊ってばかりの国。前聞いたときにも思ったけど、演奏の良さは群を抜いてる。ただ、スズメくんの声があまりに残念すぎる。前奏・間奏でぐっとくるのにボーカルが入るとがっかりの繰り返し。なんとかならないのか。
3番目がPredawn。うまい。声もいいしギターうまいし、いいですけど、良すぎて僕はだめだ。もう少し偽物感がほしい。
途中で地下におりて、THEロック大臣ズを聞くが、これもなあ。仕方なく物販を漁る。sunrain recordsでゑでぃまぁこん「過冷の絵空事」1050円と神聖かまってちゃん「夕方のピアノ」520円。
で、お待ちかね奇妙礼太郎トラベルスイング楽団!。リハから盛り上がって、一回ひっこんで出てきたら客席におにぎりを投げ込む礼太郎さん。いやー、曲といいMCといい、盛り上がらないわけがないくらいよかった。最高。
急いで地下に降りてニーハオ!を聴く。ほんと久しぶり。緑がいなかったり、ジャージがどんどん人目につかなくなってたり、変わったところはあるけれども、やっぱりニーハオ!すごい良かった。なんで人少ないんだ。赤の汗が素敵すぎる。最後、写真撮るとき、入りきれない自分が悲しいわ。CD売ってたから買った。不織布入りで内容全く不明のやる気無さがやっぱりニーハオ!。次聴く機会あるんだろうか。奇妙礼太郎はまた機会あるからぶったぎるべきだったか。迷いは尽きない。
地上に戻って神聖かまってちゃん。初めて聴いたけど結構良かった。なんかキャラつくりすぎなところが鼻につくが、音楽としてはいいと思った。終わって外に出たら、最前列で騒いでたヘルメットの子が大暴れしてた。最初は変な奴だと思ったが、そんな馬鹿がいてもいい。みんな結構暖かく迎えてて、拍手までもらってた。岡山から来たらしい。愛すべき馬鹿は祭に欠かせない。
やけのはら+ドリアン。やけのはらの声質はMCに向いてない。
地下に降りて奇妙礼太郎。満員御礼で、ここでもすごい良かった。いやー、すごいわ、この人。
満喫して上に行ったら、ロボピッチャーだった。最近聴いてなかったけど、意外にいいような気もしたけど、外に出て食事。しようと思ったら結構列ができてたので、いらいらして外に出た。近くにはなんいもなかったけど、なんとか松屋を発見して牛めしを食べる。で、戻って毛皮のマリーズ。アングラ感のあるバンド名、ストーンズとかに影響受けてる意外とオーソドックスな演奏、志摩くんのルックスに似合わないだみ声。ちぐはぐすぎて、どうもいいと思えない。志摩くんは黙ってギター弾いてるのが一番いいと思う。
曽我部恵一。ソロらしい曲を期待してたけど、キラキラとか青春狂想曲とかスターとか、普通の選曲でがっかり。フェス向けってのはわかるけど、もう少しソロらしいしっとりした曲もやってほしかった。
地下に降りてドリアンを聴く。去年のみやこ音楽祭では最高と思ったが、音源といい今日の音といいい、なんか僕にはドリーミーすぎるきがしてきて、結局座ったままだった。ウィスキーと牛めしと疲れのトリプルパンチで、正直毛皮のマリーズからこの辺まで眠かったです。
上に上がるとworld's end girlfriendだったけど、去年も思ったが、なんかうーん。最後の方の落ち着いた曲はよかったけど。なんでそんなに評価されてるのか。
Caravanはあんまり興味ないので下に行ったらJUICEBOXXXもまたあんまりアレだった。退屈な時間帯。
地下ステージ最後はゆーきゃん。この人はこういうところが良く似合うなあとつくづく思う。
最後はキセル。やはりドラムとキーボードはいらない。二人でやった曲が一番いい。また小さな会場で二人だけのキセルを聴きたい。最後、幕が引かれてステンドグラスが出てくる演出が良かった。ギンヤンマのたたみかけるような感じにぴったりだった。
そうして今年もボロフェスタは終わったが、忙しい僕は歩いてArtRockNo.1へ。もう2ヶ月の懸案であるCDラックのお礼のため。当然御礼だけでなくてCDも買うのが礼儀なので、値段はあまり気にせず、Golliraz「DAMON DAYS」1200円、Variation of silence1200円、Lucky Dragons「rara speaks」2100円、minamo+Lawrence English「A Path Less Travelled」1980円。さらに11/7のチケットも。7980円の豪遊。まあCDラックを譲っていただいたお礼となので、別にどうってことはない。そもそもどこかで買うようなものばかりだし。お礼かたがた少し話したが、しゃべりがうまくはないが何かリラックスして話のできる感じで、気持ちがよかった。村松さんありがとう。