怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

小さな裂け目

電車はがらがらで座れるのはありがたいが、どう見ても街は休日だ。
こっちも別に仕事があるわけではないが、一応出勤はしなくてはならない。
急ぎでない仕事をだらだらとやっているうちにお昼、そして仕事納め。
この種の儀式は今も苦痛だが、昔に比べれば少しは慣れてきただろうか。この苦痛が私の現実世界への違和感の原点なのだろう。世界とのズレをことあるごとに意識し、そして多くの劣等感とわずかな優越感を同時に感じる。慣れてきたというのはこの劣等感を自負でなんとか押さえ込むことができるようになったということなのか、それとも単に鈍感になったのか。
いや、この鈍感という発想はわずかな優越感が生んでいるだけなのだろう。