怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

excubeのフリーマーケットに出かける。ここではおなじみのアーティストが集まって、グッズ・私物を売るという、なかなか面白そうな企画。敬愛する時吉あきなさんも参加するからには行かねばならない。入ってみるとなかなかの賑わいで、やっぱりみんな直感するんだろうな。僕は時吉さんとお話しながらいろいろと見せてもらう。ZINEは当然必須として、面白かったのが古本屋で買ったという、一昔前のわいせつなミニ本。こういうちょっとわからないものを見つけて買うという面白がり精神は僕の依って立つところなので、時吉さんのつくるものが僕に響くのは当然なのだ。あと、以前東京でやった風呂敷展の風呂敷も購入。

もちろんほかの参加作家さんたちも見せてもらう。大なり小なり興味深い作家が多く、excubeの感性が信頼できることを再確認できる。お店としては僕なんて対象年齢から大きく外れているだろうけど、年齢じゃないんだよね。邪魔にならない程度にこれからも訪れたい。そこで一番だったのが箕芳さん。寂れた土産物屋の不思議な商品を掘り出すのが好きというのも、僕と同じ。食品シールを卸で買ってくるというのもすごい着眼点で、当然買いました。時吉さんともうお一人交え、四人で話が弾んだなあ。

夕方からUrBANGUILDへ。フェルナンド・カブサッキ 京都公演。大阪で行けてればこんな目には、というもんだがいたしかたない。新型コロナウィルスの話題が日に日に大きくなり、カブサッキの妻子も途中で帰国したらしい。カブサッキを中心に、山本精一やYoshimiOらのセッション。似たようなメンバーでConpassですでにやっているし、そもそも今年初めてでもないので、セッションは息ぴったりで、それが逆に即興のスリリングさを消しているように思う。手練ればかりが集まっているから、破綻しようがないし。演奏はもちろん素晴らしいんだけど、それが逆に、というのが難しいところだ。山本さんのソロ音源を買ったが、「大友とのセッションが入ってる」と主張する山本さんと「内橋とのセッションだよ」と訂正する某さん。どっちも譲らないのだが、「無音だったら面白いな」とまとめる山本さんがさすが。ちなみに、両方入ってました。