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キョートグラフィーが始まっている。

とりあえずは旧淳風小学校まわりをあたろう、ということで、珍しく五条で降りていくつかのギャラリーに立ち寄りながら旧淳風小学校にたどり着く。

正確に言えば、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭ではなく、KG+というサテライトイベントではあるのだが、キンキラキンに派手でアミューズメントめいた本体より、こじんまりとアート志向のこのKG+のほうが僕好みだと気付いてからはこっちを中心に回るようになった。あっちにも行く予定だけど、これはというものだけ。

旧淳風小学校は、各教室が展示室になっていて、大きさがほどよいので気分よくゆったり見れる。有名作家はいないが、有望な若手がいる。

京都芸術センターにも立ち寄る。

久しぶりにtake Jへ。このご時世、アナログの取り扱いがほぼないのは辛かろうとは思うが、移転前含めてお世話になったお店。

最後にsawa/angstromのライブを見にピースホステル三条。

ホステルといっても、僕なんかが利用するような安宿ではなくなんともオシャレ。安宿でライブするはずはないから、PAXみたいなとこを想像していたが、あんなもんじゃない。しかし片隅のセットやメンバーを見ていると、こういうとこがよく似合う。音源やZINEもそうだが、ビジュアルにも気を配っているからだろう。

ライブはダンサーが入る予定だったはずだが、急遽キャンセルになり、代わりにsawaが2セット。ダンサーも見たかったが、2セットやってくれるのはうれしい。少し色合いを変え、たぶん前半は定番中心のこなれたセット、後半は少しひねくれた攻め系のセット。単に長いライブではなく、違ったスタイルを見れたのもよかった。先に音源を聴いていた自分には意外だったのは、ライブではダンサブルなこと。立って踊るというよりは座りながら踊るような、そんなゆるいダンスミュージック。これはいいな。