怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

レインボーヒルズもしょんべんフェスも気になりつつ、レアなライブということで今日も吉田寮へ。
しょっぱなのザ・バクマイズは子供をボーカルとドラムに配した反則編成で、こんなのウケるに決まってるやろ。反則はともかく、なかなかよかったです。
あとはまた飲んだり食べたり。最近、日本酒を飲むという技を覚えてきた。僕はビール1杯くらいで眠りに落ちることが多いのだが、アルコールに弱いなかでもビールには特に弱いようで、アルコール量としては多いはずでも日本酒やウイスキーテキーラなどのほうが耐性がある。日本酒は昔々安い居酒屋で不味い熱燗を強要されたりした記憶から手を出さなかったのだが、美味い日本酒は普通に美味い。それに、日本酒は美味いものだと自動的に少量で出てくるというメリットもある。少しでいい僕にはぴったりだ。昨日は水内さんとこで金亀、今日は成政。あと、賢いユリシーズの大濱さんのカレーとコーヒーか。いちじくのフォカッチャも美味しかったな。ムグラのカレーは出張だと今ひとつだった。モンゴルパンは、パン自体が美味しく、具はそうでもなかった。羊の塩ゆでも食べたなあ。ほかのお客さんに「これどこ?」と聞かれるのはうれしい。あと、香麺は美味しかったが値段がコロコロ変わってるのはなんだったんだろう。美味しかったが、800円ならまだしも1000円はどうなんだ。
そんなこんなで夕方になり、ちゃんこぽんちー。僕は初見だがそれなりに名は通っているようだ。元力士の土俵入りと相撲甚句は見応えあった。
切腹ピストルズは転換中からただならぬ雰囲気に包まれており、狂った騒ぎになりそう。本来なら外でやりたかったのかもしれないが、雨では狭い吉田寮食堂で暴れるしかない。天井は似合わないんだが。ただそれでも狂乱のライブで久しぶりにモッシュを続けた。僕のあたりでも相当だったが、前方はどんなことになってたのか。靴ひもが大ダメージを受けたが、もっとどうでもいい靴と服で来るべきだったな。
K∞*neeは全力のアホで、こういう祭りには必要なアクトだなと。
僕としてはトリになるのがAntibodies Collective。今日は切腹ピストルズとこれのために来たようなもんだ。演目はおそらく「エントロピーの楽園」のさわりではないかと思う。全体を貫くのが実は物凄いノイズの嵐で、その嵐のなか東野祥子・ケンジルビエンの舞踏が鮮烈。この二人ははっきりと異次元の動きを見せていて目が離せない。開演前に登れる場所などをチェックしていたから、動きもある程度はアドリブなんだろう。それでも絡む部分の息は合ってるから素晴らしい。
こうやって言葉にしていると、どうにも歯がゆいくらい陳腐になってしまうのだが、1時間に満たないステージの強烈だったこと。犬島は遠いが、見に行きたくなった。どうしよ。
余韻に引きずられて会場を出る足が止まるライブは久しぶりかもしれない。最後、東野さんとすれ違うことができてサムズアップ。
あとは帰るだけ。お疲れ。