怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝からゑんどうへ。半信半疑ながら電話してみたら予約できた。ひと安心。気持ちよい天気で、歩いて市場へ向かう。約15分で到着、声をかけると予約といっても席を確保しているわけではないようで、次の席が空くまでしばらく待たされる。それでもフリで行くよりはかなりマシだろう。
客層は海外からの観光客が多く、家族連れもいるので回転が遅い。市場の寿司というイメージとはだいぶ違う。だいぶ違うが、寿司は真面目に握ってるのであろう。確かにろくに食べたことないレベルのものが出てきた。5貫で1200円ほどだったかな。その値段に見合うかどうかはわからないが、両親が喜ぶならいいだろう。毎月行くわけじゃないんだし。もっとも妻は歯ごたえと鮮度重視らしく、反応はイマイチ。それも妻らしい。おそらく2人だけで行くことはないだろうし、1人で行くことはもちろんない。粋じゃない食べ方してる連中を尻目に2人で3皿食べて店を出た。
ついでに市場の隣にある物販棟を見学。築地ほどではないが、ちょっと面白い。安いというわけではないのであれこれ買い込むことはなかったが、包丁の錆を取るサビトールを見つけて購入。包丁の錆は研ぐほどではなかったのでこのくらいで丁度いい。
午後は梅田のタワーレコードへ行ったが壊れかけのテープレコーダーズの新譜が見つからず、手ぶらで帰宅。何しに行ったのか。でも梅田は華やかで楽しいから、積極的にうろうろしに行こう。
早めにご飯食べてベアーズへ。
ニューヤクザは名前はあちこちで聞いていたが、これが初見。ジャンルとしてはノイズとスカムを掛け合わせたところになるが、スカムに寄ったりノイズに寄ったりするその巧まざる揺らぎの部分がすごくいい。この鉱脈をよく見つけたものだ。また見よう。
次がエレファントノイズカシマシ。最近のライブは以前のような突飛なところはなく、ノイカシとしてのスタンダードな路線が見えてくる。ディジェリドゥから始まって徐々に徐々に高まっていき爆発、狂乱、収束。完成度が高まったとも言えるし、類型化してきたとも言える。だから物足りなさも感じなくはない。しかし、やはり素晴らしいノイズを展開していることに変わりはない。何度でも見たい。もっと見たい。
最後がASA-CHANG。パーカッションを聞かせるというよりは、打ち込みなどの面妖な世界になっており、もったいないような気もするが面白い。
3マンだからそれぞれ長めにやるのかと思い込んでたら、ニューヤクザもノイカシもさにあらず、さてはASA-CHANGがメインアクトとして、と思ったらさにあらずで早終わりだった。満足はしてるけどせっかくだからもうちょっと聞きたかったかな。