怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

昨日551を食べようとして食べられなかった後遺症で妻がお昼ごはんを豚まんにしろと強硬で、そういうことに。台湾に行ったときに買った茶王がまだだいぶ残ってるので早く飲んでしまいたい。
梅田経由で御影へ。御影はもちろん来たことがあるはずだが、再開発されたのか風景に全く見覚えがない。なんなんだこれ。ずいぶん殺風景な駅前だが、利便性って奴が何よりも大事なんだろう。
御影ロマンスの会場である蘇州園は歩いてすぐ。おそらく昔のお屋敷をそのまま結婚式場にしてるんだろう。旧松本家住宅と似たようなものか。中はかなり手が入れられてて、外観や構造だけ残してリフォームというよりほぼ建て替えに近いくらいの状態。そういう会場なので、雰囲気はある一方、飲食物は全般にエクスペンシブで、そうそう手が出ない。ま、ライブだけ見れたらいいのよ、僕らは。けれども主催としては蘇州園と出店に金を落としてもらわないといけないわけで、4500円のチケット代もそこを踏まえて計算してるんでしょう。赤口だから会場代は割安になってるだろうとはいえ、いちおう祝日なんだからかなり払ってるだろうし。なので、タイムテーブルも被ってる時間が多い一方でライブが全くない時間もたくさんあって、そこは正直言って不満。事情はわかるけど。そんなわけで、見たくてもほとんど見れないアクトはいくつかあった。特にチャペル会場のmei eharaと福原希己枝は残念でならない。ほかのライブを優先したからと言えばそれまでだけど、でも残念。自分にとっても、妻に聞かせたかったという意味でも。優河については、テニスコーツと完全に被ってるという不運もあったし、そもそもそのテニスコーツが青葉市子と被ってるというのが辛かった。
良いところは、長丁場なので椅子が多いのはありがたかった。
見たと言える順番でいうと、ビーサン、エマーソン、柴田聡子、ゆうき、レイチェル・ダッド、ビデオテープミュージック、アレッシズ・アーク、王舟、青葉市子、テニスコーツ
良かったのは、まずゆうき。チャペル(結婚式用の偽物だけど)会場という場所の効果もあるのか、前回のアバンギルドを大幅に更新してきた。何が違うってわけでもないんだけど、でも全然いい。妻もかなり気に入ってくれて、まあ読み通りなんだけど。一緒に行けるライブが一つ増えたかな。
ビデオテープミュージックは初見だけど絶対好きなはずだったので、これはもう鉄板によかった。いなたい、という表現は最近あまり見なくなったけど、まさにそんな感じ。ゆるいヒップホップとか僕は好きなんだ。
そして青葉市子。夜の木々を背中にしてるなんて、まさに最強かな。途中でテニスコーツに行く選択肢もあったけど、そんなことができるわけがなかった。身動きもできないうたの時間。これは絶対に見逃せなかった。
終わってからテニスコーツ。最後の2曲、という区切りはないけど、その程度は聞けた。まあそれでいいか。
初見ではアレッシズ・アークが意外とというと失礼だけど、想像してたよりよかった。何度も見てる王舟より初見を選んだ甲斐があった。
終わって妻と合流、帰宅。
妻はゑでゐ鼓雨磨さんの手編み帽を2つも買っていた。豪勢やな。
弁当が晩ごはん。まあそんな生活で充分です。