怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

昼から京都へ。
アジア回廊 現代美術展のために京都芸術センターに立ち寄るもあまり時間がなくほんのさわりだけ。作品のレベルは高そうに思われず、残りの作品への期待が萎んでゆく。
カマルでビーフカレーを食す。唐辛子の辛さばかりでスパイスの妙はさほどなく、これがなぜそこそこ流行っているのかわからない。ほかのメニューは美味しいのかもしれないがこれでは試してみる気がしない。カレーの鍋は窓際に並べてあるのだが、ブルガリアヨーグルトをカレーに入れるのはいいとして、そのフタを鍋に落っことすのは感心しないなあ。
二条城でアジア回廊の有料展示。案内がまるっきり整ってなくて無駄に歩き回る。わかりにくいから迷い込んでくるお客さんもちょくちょくいる。大丈夫なのかというよりいい加減な運営に腹がたつ。ちゃんとやれ、ちゃんと。
展示も、いくつか観るべき作品はあるかなという程度で、わざわざ出かけるほどのものはない。要は観光地にアートっぽいものを置いとけば賑わって見えていいかな、という程度の企画。くだらない。こういうのに出品してしまった作家が気の毒になる。せめてお金はちゃんともらってください。
時間が余ったのでkcuaで唐仁原希・吉田芙希子
「Septile」展展。こっちのがマシかも。
VOXhallに着く直前、ARTZONEでpart-time suiteの個展「私を待って、墜落する飛行船の中で。」をやっていると知り、当然見に行く。前回の個展「不動産のバラード」がとても良かったから、事前にわかってればちゃんと時間を取ったのに。今回の作品は映像とインスタレーション、さらにVRを使ったもの。このVRVRである必然性がよくわからない。普通に映像でもよかったような気がする。そもそもVRってそんなにいいもんですか。作品としても前回を超えられてないので次回に期待。この作家は時代をきちんと捉えられた時に凄みが出ると思う。

VOXホールでしのやんのイベント。お目当てはもちろんミラーボールズで、半年ぶりに見るライブは出だしこそもたついた感はあったがどんどん調子が上がる。しのやん系としては異色なのだが、こうして呼んでくれるからこそ半年ぶりに見れるわけで。気持ちのいいライブだった。
次のイヌガヨを急遽part-time suiteに充てて、戻ってからが私の思い出。初見。まあ時々いるコミカルさを売りにした実力バンドで、実力は認めるけど、僕はやっぱりそういう路線じゃないんだな。
ズクナシも初見。姉御ソウルバンドで、これはまあまあ好きかな。またどっかの機会で。
騒音寺はほんと数年ぶりだと思う。今のドラムスで見るのは初めてのはず。遠目からだけどナベさんも歳取ったかなと思わないでもない。のだが、流石流石の騒音寺。めちゃくちゃ盛り上がる。僕も盛り上がる。曲としては僕がなんども見てた10年ほど前の曲が中心で、やっぱりあの頃が黄金期だったのねとは思うが、別に今だってなかなかのモンスターですよ。
トリはKINGONS。これまた初見。しのやんだからガレージで、まあとにかく若いね。元気。でもそれが大事なんだなというのもよくわかる。勢いっていいな。
さくっと帰る。ライフ寄って弁当買って帰宅。なんか近道ないかな、このコース。