怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝から懸案だったMacBook Proのバッテリー交換。何事もなく終了。そりゃHDDや光学ドライブに比べたら楽なもんですよ。一応使えるからと先延ばしにしてたけど、どうせ替えるならもっと早くやればよかった。
お昼ごはんを食べて共鳴のGへ。and summer club、馬車馬、KKmanga、ふゆふきうどん、賢いユリシーズあたりを「見た」と言っていいのかな。見てないのもあるし見たけど別に、のもあるし。途中キングコング行ったりもしたし。入るとき、ちょうどふゆふきさんが物販の用意をしてたので逃さずゲット。ライブ前に物販買うのって、なんか失礼な気がしてしまってためらわれるけど気軽に乗ってくれてよかった。
そのふゆふきさん、ライブでは共鳴のGに合わせたパフォーマンスで来たけども普通でよかったのでは。
賢いユリシーズはいつも震えるライブだし馬車馬のパワー、KKmangaの尖り方も期待通り。and summer clubは初見だったけど曲も演奏もよかったな。
イベントはまだまだ続くけど豊川座敷を見るために新世界ピカスペースへ。
この辺もすっかり観光地で、かつての趣きはほとんどない。ここを憩いの場にしていた人たちはどこに行ったのだろう。その残像を踏みにじるように観光客は笑いさざめく。
新世界の裏、祝日の夜だからか、がらんとした古い商店街。ビニールカーテンで仕切られた三和土でライブは始まっていた。
主催の壱ノ聖はなるほど座敷くんに影響を受けてそうな弾き語り。以前見たときはそんなにいい印象はなかったけど、音楽はしっかりやってるんだな。
2番目に佐伯誠之介。PAだか機材だかが不調だったが、まあいつも通りのライブ。最後、客を使ってなんとかするの、僕は嫌いなんだけど別に文句は言いません。
最後に豊川座敷。ココアで一度は暖まった身体もコンクリートの三和土ですぐに凍えてゆく場で、冷気とともに座敷さんの歌が入ってくる。アホの喋り声が邪魔だけど、でもこの寒さで聞くのは意味のある体験だと思う。知名度では一番の佐伯さんが終わってお客さんもまばらになったのも座敷さんにはちょうどよかった。聞いていけよとは思うんだけどね。もちろん。
まさかの告白もあって、僕は性格的につい嫌なことを言ってしまうけど、でもおめでとう。
ふらつくように店を出るとそこは死んだようなアーケードで、埃と錆にまみれた路を歩いた。なるほど、座敷さんにはぴったりかもしれない。