怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

早めに焼きそばの昼食を食べてゆすらごの大パノラマへ。京都は寒い。
会場の紫明会館は古い洋館、というと言い過ぎか。とにかく昔の建物。3階がちょっとした講堂で、ステージも雰囲気があり、また両サイドがガラス窓なので陽光と日暮れが感じられるのもよい。いい会場だ。
最初がテストパターン。これはいいバンド。派手さのないオーソドックスな演奏だが、確かさがあって引きこまれる。
鶯色。評価するひとが多いのはわかるけど、僕はこの手のふざけ方は好きじゃない。
asuna + カメイナホコ。asunaさんはいつもいいけれども、その分カメイさんの存在感が希薄だったかもしれない。あと照明はもう少し落としてほしかった。
井手健介と母船。夕暮れ、完璧な時間帯。演奏も完璧。背筋を凍らせるような出来栄えは空恐ろしいもので、かつて円盤あたりで見せていた片鱗がここまで深化したのだと思うと感じ入るところがある。
ただ一つ、残念なことがあった。この緊張感に満ちたライブのあいだ、ある男が笑い転げていたことだ。そりゃあ酔ってればそんな無作法もあるだろうが、それにしたって酷すぎる。自分だって村上ゴンゾとして音楽に関わってるんだからわかるだろ。客なら仕方ないと諦めもつくが、一応出演側の人間だからね。
ラス前はロンリー。
最後がattc vs 柳家小春。良かったけど、長時間のイベントのせいか僕の集中力が切れてしまったのは残念。
妻は井手さんとお話できて喜んでて、ご迷惑でなかったなら僕もうれしい。
帰り、妻の好きなゴーゴーカレーに寄ったが、今月で閉店とのこと。
しきりに残念がっていたがレトルト買えばいいのでは。今日みたいに明らかに固いご飯を食べなくて済むし。