怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

国立国際美術館と盗人

お昼は焼うどん。
午後、妻が行け行けとうるさいので年賀状を買いにいく、がその前に国立国際美術館へ。
クレオパトラがどうとかの特別展には興味がないのでコレクション展のみ。
まずメインはゲルハルト・リヒターのSTRIPこんなの買う金がよくあったなと思いつつ、その金で評価の定まってない若くて有望な作家の作品を買ってほしいと思わないでもない。そしてもう一つ、修復された高谷史郎「optical flat / fiber optic type」。一瞬池田亮司かなと思ったが同じダムタイプの作家だから僕の勘もまんざらではない。これもよい作品で、修復というのも壊れていたのではなくPCなどの問題のようで、こうしたことは今後増えていくんでしょう。そこから先は新収蔵と既収蔵をとりあわせたもので、この展示の妙がいかにも国立国際美術館らしい。優秀だ。特にリヒターとベルナール・フリズ「56.1」を遥か彼方に向かい合わせて展示してるのはお見事。
新収蔵らしき作品も良いチョイスだと思うし、ほんとに気を吐いてるなと思う。来年も楽しみだ。
満喫して次は年賀はがきを買う。駅前ビルも変わってないようで、死んだようになってる店ほどのこってる気がする。まあこのビルの成り立ちからして不思議ではないけど。
用事を済ませて置き場まで歩いて自転車に乗り込んだのだが、ふと見るとライトがない。盗まれた。
はっきりと記憶してないが、ここか国立国際美術館かそれとも自宅か。
一番怪しいのはここだろう。時間は短いが、停めるときに挙動のおかしい男がうろうろしていて胡乱に思ったのを思い出した。あいつか。確実ではないけど。しかし盗んでどうするんだ。
だいぶブルーになりながら帰宅。途中、ライブに出かける妻とすれちがう。
そうだ、ネットオークションで中古品を売ってるかもと思い見てみると、確かにある。あるのだが、なかには怪し気な出品者も多くいる。
型落ちをさばいてるとか不要品を売ってるとかはそりゃあるだろうが、中古のライトを大量に、しかも台座なしのライトのみを売ってる奴。台座は別に売ってると書いているが台座なんか扱ってない。両方欲しい奴もいるだろうにわざわざ別にして、しかもそのリンクも貼らず、しかも怪しまれないための言い訳だけ書いてるのは怪しさ満開だろ。ヤフーオークションでいえば例えばkeikix47とかなんだけど。
もし中古で買うとしても、こういう奴からは絶対に買わないし、だれも買うなと言いたい。こんなの盗人に餌やるのと一緒だからな。
夕食は鍋とビール。