怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

塩田千春新作展

朝から雨。お昼は霧雨。高架下へ。なぜか混んでいる。珍しいな。その割には品切れでもないからピークがずれたのか。
夕方はふと思い出したケンジタキギャラリーへ。危なかった。忘れたら一大事だ。
初台で降りて歩く。都庁舎の尖塔が靄に埋もれて美しい。
ケンジタキは塩田千春の時にしか来ないので久しぶり。この個展は特にタイトルはないようで塩田千春新作展とだけ題されている。家の骨組みに赤い糸を巡らした立体が4点と糸を使った画が3点、ペン画が4点、黒い糸の中にハサミが浮いているのが1点。このハサミがやはりいい。僕は糸なら赤より黒が好きで、その不安定さと緊張感に惹かれる。赤は血というよりは安らかさを思わせる。高知の図録とヴェネチアの図録があり、どちらも欲しかったのだが手元にお金がない。なんとなく今切らしてる気はしてたが。再訪すればいいかということで。サイン本があればコンビニに走るとこだけど、それはなかった。塩田さんも初日に来ていたそうなので、おそらくサイン本も多少はあったのではと思うが、もう1ヶ月前ではね。残念です。もう機会はないだろうか。ヴェネチアのポスターもあったけどあれは売り物じゃなさそう。
帰宅して夕食。もずくは妻曰く不出来とのことだったけど、そう悪くはなかったと思う。
帰宅した妻とマイルの相談。話が通じず怒られた。