怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

影野わかば@鈴ん小屋

池袋へ。セブンイレブンのドーナツはミスドには当然負けるけど、手軽に買えると思えば悪くないというところ。言い方が悪くて店員のインドだかパキスタンだかの店員さんに迷惑をかけてしまった。
ディスクユニオンでまたセールをやっているのでのぞいてみるが、結局セール対象では買うものがなくセール以外を買ってしまうといういつものアレ。商売上手な奴だ。ASUNA「each organ」514円、William Basinski + Richard Chartier「KK002」1028円。
そうこうしてたら7時を過ぎていて、でも多分1番手は最近聞いた近藤ていゆうだからいいだろという感じで鈴ん小屋へ。
2曲くらい聞いて2番手が快適な暮らし。まだ活動を始めたばかりということだが、ソロや別バンドでは実績があるのだろう、演奏はしっかりしているし何より曲がいい。このままいけばもっと成長しそうだし、音源も売れそうな気がする。草食系なルックスもいいし、自分らのライブが終わった後つるまずにバラバラと客席に座ってるのもいい感じだった。
3番手ハルミ。名前からはふわふわしたギター弾き語りの女の子を想像していて、そういうのあまり好きではないから実は影野わかば以外の出演者には期待はしていなかった。単に今月は他の日に行けないから今日行こうというだけ。ところがこれが野性的なブルースシンガーで、小さな体から出る声の力がすごい。これほどの実力者が野に埋もれてるわけだからもったいない話だ。
影野わかばは髪を脱色というのか染めたというのかわからないがそれが妙に似合っている。影のある世界を表現するにはそのほうが合ってるかも。出だしは昔からのナンバーだが、新曲(僕にとっては)も二曲入り、気づけば半分はここ1年ほどの曲になった。暗めのステージに意識を集中させて、MCも最小限で。鈴ん小屋といえば先日のツーマンで見た朗らかなとかげさんの印象も強いが、やはりこのストイックなとかげさんが見せる世界は同じ影野わかばでも一味違うように思える。
最後がKuma.。ルックスは予想通りの可憐な女の子だしピアノ弾き語りなのだが、これも喉力のある渋い人で、憂歌団のカバーなんてやるんだからたまらない。なんだ、今日は地味に強力なラインナップだったわけだ。
終わってとかげさんに一昨日から思っていたことをお話しし、うれしいことに好反応だった。もしかしたら実現するかもと思うとうれしい。
帰り道が楽しくなる。