怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

JAM FES 3日目

お昼前に新宿に出てイメージフォーラムフェスティバルPプログラム。
我らの身体、醒めない熱、千の太陽、どれも詩的でかつドラマがある。独り言のようなモノローグは現実世界と連関してゆく。  
地味だが僕好みの3作品で、見に来てよかった。そしてこういうのを見ているとアフリカに行きたくなってしまう。実際には美術館とかの魅力に負けてしまったりするけど、でもやはり行きたいなあ。アフリカ。
JAM FES、今日はギャーギャーズから。いかにも大阪な破天荒さが大好き。
kemeはちょっと蓮っ葉な喋りを挟んでいるのがいかにも往年のフォークっぽさを出している。こういうの、大事。
続いてが今日一番楽しみなニューアクション。ただでさえライブが少ないので貴重な時間だ。出だしはちょっと不安だったが、中盤からぐんぐんよくなる。そしてゲストでマリアンヌ東雲さんが鍵盤を弾くというサプライズ。以前共演したことがあるとかだそうだが、kemeさんではなくニューアクションでの登場はなかなか面白い。そしてまたこのレトロでアグレッシブな鍵盤が素晴らしく、また何かの機会にぜひ参加をお願いしたいところ。ニューアクション、次回は6/6だそうだから楽しみだ。
そして渚ようこ。なんと椅子を出してくるという新宿JAMのこだわりに感服。それにしても60年代感を続けざまに出してくる素晴らしさ。やっぱりただものじゃない。
椅子の片づけを多少お手伝いして加納秀人ソロ。上手い。やっぱハードロックはこのくらい弾けないといけないのだなとつくづく感服する。こういうのが好きなわけじゃないが、それでもこの上手さはさすがに聞き入る。客に美人風な女の子がいたんだけど、加納さんはしきりにそっちを見ていたのでスケベなオヤジだなと。そういうのが似合うのがまたハードロックなんだろう。
VOLA & THE ORIENTAL MACHINEは数曲聞いて、自分には合わないなと判断して3日目を終了。
帰りに道端でのんびりビールを飲むKさんに遭遇。新宿JAMの前では溜まり騒ぐ客や出演者が大勢おり、スタッフが注意しても気にする気配もない。明らかに通行人が迷惑しているしビルの上には住んでる人もいる。苦情が頻発すればイベントの存続にもかかわるというのに、これだからバンドマンやライブハウスの客はダメなんだよと思っていたところだったのでちょっと感じ入った。