ぼくたちのいるところ。レコ発

雨が降りそうだし寒いし、だからこそ公園で弁当を食べる。箸を持つ手がちょっと寒い。ほとんど散ってまだなんとか枝にしがみついている花びらを見ながら弁当を食べる。
弁当が特盛だったので夕食は食べずに新宿JAMへ。でも一応ジュースくらいは飲んでおく。
入ったときには一番手のリーガルリリーが演奏中。若さあっての勢いある演奏で、それを実力というかどうかはどうでもいい。聞き心地は悪くない。
二番目が豊川座敷ソロ。今日が雨敷のラストライブだったはずだが、昨日解散という顛末でのソロ。事情は聞いたけど、おそらく伏線だの積もり積もってだのもあるんだろう。僕としては最後にもう一度聞きたかったから残念でならないけど、終わったことは仕方ない。これからのことを考えよう。
座敷さんの声は元通りではないが多少復活していてほっとした。風邪で苦しい声でも座敷さんだというのはずっと思ってきて、だから声なんてどうあろうが関係ないとも思うけど、でもやはり見えてくる像が違ってくるのも確か。何度聞いても、詞を全部覚えていてもぞわぞわとする座敷さんの歌が聞けた。
三番手は石川浩司さんで、たまファンの座敷さんがラブコールを送って石川さんが急いで着替えて出てくるといううれしいシーンもあった。うれしいシーンは座敷さんの歌を聴きたいという点では特にうれしいわけではないが、二度とないことだからまあいいか。
石川さんはギター弾き語り。前にJAM FESで見た時も乳を吸うとかそういうのをやってて、石川さんのそういうのあんまり好きじゃないから途中で他に行ったんだけど、今日は逃げ場がない。
ただどうやらそれは掴みネタのようで、後半にかけてのディープな曲たちはよかった。掴まなくていいからそっちだけ聞きたい。まあ僕が狭量なだけなんですけど。
水中、それは苦しい。まあ予想通り。適当に喋ってる風のジョニー大蔵大臣はどれだけストックがあるんだろうか。まさか全部アドリブじゃないだろう。
ビル。パンクで、まあ悪くない。ただこれ中年になってやるのもいいけど、やっぱ痩せないと。パンクは体型だよ。小太りのパンクはダメだ。
最後は企画のぼくたちのいるところ。へえ。という感じ。最後に水中と石川さんとのセッションもあったけど、あまり興味は持てず。
さすがにだいぶ空腹になり、帰りは結構辛かった。弁当を買って食べて寝る。