笹祭

笹口聖誕3億周年記念企画 『笹祭』ということで新宿ロフトへ。6時半開演なので時間がなく、バーガーキングで慌ただしく腹を満たす。BBQバーガーもマヨネーズを抜いたほうがいいような気がしてきた。
ライブはバーステージとメインステージで交互にやるようで、最初は笹口騒音ハーモニカから。満員のバーステージで笹口が終始煽るが、煽るのが好きそうなので多少反応悪めくらいが一番よさそう。
笹口騒音＆ニューオリンピックスはまだちょっと掴みかねる感じ。最後のほうはいい曲もあったけど。
笹口さわねは相変わらず酷かった。まあそういう芸風だけど。
うみのてのライブは実に1年ぶり。待ちに待った復活ライブは貫録に満ち、キクイさんのドラミングが冴えに冴えていた。このバンドが笹口さんの詩人らしさとロック感を存分に引き出していると僕は思う。新作楽しみです。
笹口騒音オーケストラはどんなもんだろと思っていたらこれがとてつもなく良かった。呼んでもないのに勝手にメンバーが集まってきたような、そんな幸福さがある。
最後が太平洋不知火楽団。活動休止を経て正式解散も間近ということだが、僕が思うにこのバンドは既に解散していて今は再結成だろうと思う。確かにいいバンドではあるけれども、絶賛の一部は過去の残像に向けられているのではないだろうか。今現在を走るバンドとしては、僕はうみのてに軍配を上げたい。とはいうものの、盛り上がるのも当然で僕も久しぶりにモッシュなどしてしまいメガネが曲がる羽目に。こういうバンドだとは知らなかったのか、前方で傷んでる男性女性が見られたので抱き起したり落し物を拾ったりガードしてあげたりしたのだけど、ライブは盛り上がるだけでなくてそういうケア意識も必要なんじゃないかな。
ライブが終わり、最後は「三億年生きた笹口」の上映会なんだけどさすがにそこまで見てられないのでロフトを後にした。
笹口ソロ音源のボックスセットも欲しかったが、さすがに1万円の持ち合わせはないので後日ということで。