怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

大阪1日目

難波到着。眠りが足らずかなりしんどい。そのうえに雨降りで気持ちも萎える。荷物を抱えてナンバプラザホテルへ。味園の向かいにあるずいぶんおかしな意匠を施した建物で、建築時期は味園と似たり寄ったりだろう。かなり古いが、そういうホテルのほうがいい。値段は安いのにホテルマン諸氏の対応もスマート。
雨のせいかバスが延着したうえに足取りも重かったせいか、朝食を食べるどころではなく病院へ。数分遅刻。
まあまあ順調に進み、今回も午前中まるまるかけて検査終了。看護婦さんの関西なまりが心地いい。検査結果は前年とほぼ同じのようで、それなら問題なしか。
N氏に架電。アポ時間は確定したが、応対の口調が心なしかつっけんどんで、途端に弱気になる。一気に不安になり、食欲も失せて気分は真っ暗だ。
はてさて、と思いつつも駅前ビルで金券を仕入れ昼食は昔よく行ったニュー上海へ。天津焼飯を食べる。一瞬盛りが減ったか、と思ったが食べきれない。僕の食欲が減退しているせいもあるが盛りは変わってないようだ。
そのままマルかバツへ。変わりないお店。チッツ「おはよう」604円、いったんぶ「スシを喰え!」518円、ララージ「アンビエント」756円を購入。棚も良いし価格は控えめだし頼りになるお店だ。少なくともここでは高値掴みの心配はあまりない。
雨の中、TEZUKAYAMAギャラリーで田中敦子展。僕には手が出ないのはわかりきっているが、7〜8点の作品を静かに鑑賞できてありがたかった。
そこでフライヤーを見かけたGallery Ami-KanokoでED KERNS展。作品は思っていたのと少しイメージが違っていたが、古い町屋を使ったギャラリーがまた一つの作品だった。心配事と寝不足などで浸れなかったのが残念。
ホテルへ。荷物はすでに部屋に運ばれていた。古いが僕の望む程度の清潔さは十分確保されているし、なぜか部屋も広めのところをあてがわれた。旅行社効果なのか。
ベッドに入り、しばし休息。少しは眠れた。
夜の街に出て休業目前のアセンスに行ったりアップルストアiPadを品定めしたりKING KONGで棚を漁ったり。KING KONGならみんなのいるところに近いなと思って寄ってみたら開店前で貸切だった。まあ後日。
夕食のことを考え始めるが雨だし味がわかる気がしないしで、ならばいっそとMUJI CAFEでぼそぼそと夕食。この味気ないこと。気力がないからか、無為に時を過ごすということのない僕だが、ぼーっとして長居してしまう。
夜の大阪は賑やかで観光客が楽しそうだ。
ホテルに戻り、なんだかあっという間に夜半。寝る。眠れるかなと思ったが眠れた。