怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

お昼はミーゴレン。なのだが、麺を戻し忘れていたり麺の量の伝達がおかしかったりで残念なことに。
妻はポイント交換とキセルのインストアのために出かけ、僕も続いてお出かけ。
久しぶりの池袋なので久しぶりに往来座など行ってみようと思っていたのだが、あいにくの雨だし主目的のライブに集中したほうがいいので結局行ったのは夏目書房だけ。夏目はベルメールとかいろいろ眼福があるんだけど、なかなか手が出ないので結局悶々としただけに終わる。欲しい本はいくらでもあるが、金と場所は限りがある。
バーガーキングで夕食。ここは客も少ないし静かな雰囲気で好みのお店だ。店員さんも働きやすそう。
少し早いがミュージックオルグへ。ソールドアウトだそうだがさすがに早い時間は人もまばら。
最初がTaiko Super Kicks。数ヶ月前より安定感のある演奏。
次がHELLO HAWK。これもインディーロックらしい演奏でなかなかだった。
ゆーきゃんはフロアライブ。今回はカバーが多めだったけど、そのどれもがゆーきゃんのオリジナルに引けを取らないもので、選曲というよりゆーきゃんと一体化しているようだった。ワインを回し飲みしたり太っ腹なおまけをつけたり、そのどれもがゆーきゃんらしくて、空気はあのボロフェスタそのものだった。ボロフェスタのハッピーでピースフルでスロウで豊饒な空気は間違いなくゆーきゃんが発していたものだと思う。
そしてH MOUNTAINS。これもインディーロックらしい演奏で。ゆーきゃんの後がやりにくというのは全くその通りだろうけど、結局は自分のライブに持って行ってた。
最後がmy letter。曲の良さに耳がいくけれども、タイプの似たようでやはり違う二本のギターが絡み合うところが最大の聞きどころかもしれない。ギターが二本でも普通はリズムとリードとかはっきりと役割分担しているものが多いけれども、このバンドはそうではない。前に出て後ろに引き、うねうねと聞かせてくる。これがカッコいい。関西にいた時にはまるで縁がなかったけれども、また聞いてみたい。
ところでこの南池袋ミュージックオルグは今月で閉店が決まっている。ここは壊れかけツーマンとか3月33日とかゆーきゃんレコ発とかドクロズとか、もういろいろと記憶に残っている場所。東京にはこんないいライブハウスがあるのだなと思ったお店だ。それが今月限りで閉店というのは残念でならない。でも閉店しても僕の記憶にはオルグが居続ける。
雨上がりの池袋を駅に向かって歩いた。このルートを歩くのはこれで最後だろう。