怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

3331アンデパンダン展

起きて諸々準備。送ってくれるというのでお昼は家で食べることに。ぜんざいと瓦そば。瓦そばは実に3度目だけど、よほど好まれるという認識でもあるのか。ぜんざいは何度食べても好きだ。
車で空港へ。なんだかんだで結構遠い。
空港で土産物を物色。父が全部払ってくれた。
適当にお別れ。このくらいの年になると、これが最後になるかもしれない率が高くなってきていることを考えずにはいられない。
ラウンジでゆっくり。さすがに小さな空港だけあって、ジュース類の品ぞろえが細いし、三人ほどいるお姉さんたちも暇そうだ。だが静かで居心地はいい。関空とか混み込みで大変だもんな。
飛行機に乗り込むとずいぶん空いてる。空路の先行きが危ぶまれる気もするが、それはともかくCAさんはやる気のあるリーダーなのか、お代わりを勧めてくれたり子供の相手したりでほんと立派。こういうところはさすがJALだなと感心する。
羽田到着。ちょうど電車の時間に間に合いそうなので急いでいたら、妻がトイレに行きたいとゴネた。あんなに空いてる機内で行かずに、大荷物を抱えてから行きたがるのがまったく理解できない。
京急に乗るつもりが間違えてモノレールに乗ってしまう。まるでモノレールみたいな京急だなと思ったがそれもそのはずだった。どうして間違ったんだろ。
ただ、間違ったおかげで数十円高いが、アーツ千代田には少し近い駅にしかも早めに着けたから結果的には悪くなかった。
大荷物を抱えてアートなんて見るもんじゃないけど、アンデパンダン展は今日しか行けないのでしょうがない。
いつもながら総花的なこの展示、印象に残ることもなく記憶から消えていく作品がほとんど。せめて各作家5作品づつでもあれば作家の力がわかるのに、1作品では力が発揮できないだろうと思うと正直疑問の残る企画ではある。
そういうわけで、記憶に残るのはやはり既知の作家たちで、つまり竹浪音羽、キュンチョメ、照沼敦朗、韓成南など。まともな状態ならほかにもいろいろ感じられたかもしれないのが残念。しかもこのなかで新作は竹浪さんだけ。竹浪さんの新作はプラスチックの小片に閉じ込められた苦しさやもがきのようなものが、透明感に救われるような効果があって、これはなかなかいいものだなと思った。願わくば吸い寄せられるように見たかったのだけど、そうした展示環境でなかったのは残念。
(*追記:照沼敦朗作品は新作とのこと。旧作と思い込んでいたが、よく考えれば何の確信もなかった。失礼しました)
ぐったりしながら帰宅。秋葉原はいかにもなオタクとメイドの呼び込みだらけでうんざりする。
妻が疲れてる中夕食を作ってくれてたのでありがたく食す。
夜、久しぶりに紅茶を飲む。
明日は検査食。