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お昼に、前から少しだけ気になっていた秋葉へ。
築50年くらいだろうか、重厚なレトロビルの地下にあって、広い通路や階段がいい感じだ。お店もほの暗く時代がかっているし、店員さんもお歳を召した方ばかり。僕好みだ。魚の定食が六つほどあり、あこう鯛の塩焼きを。焼置きを炙って出してくるが、具合はいい。塩気が強いのには閉口するが、東京でお歳の料理人だとまあ仕方ないのかもしれない。ご飯はおいしくはないがまあ及第点。副菜が漬物系二品で、場所柄塩気で丼飯をかっくらって仕事、みたいな証券マンが好むお店なのだろう。料理としては正直塩気の強さに尻込みするのだが、雰囲気はいいので心がささくれ立った時に行くといいかもしれない。ビルは表示や郵便受を見る限り空きが目立っていて、近い将来建て替えるつもりなのかもしれない。まあそうなるんだろうなあ。残念なことだけど、一度でも来れたのだからまだよしとすべきなんだろう。
帰宅すると妻が奥でがさごそやっていたので驚かす。