怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

JAM FES 3日目

お昼はカレーということで。
ぼちぼちと新宿に出かけ、JAM FESへ。今日のラインナップは昭和でサイケで歌謡でベテランなので、客の年齢も高め。
ほどなく野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ。初見のはずだがどこかで見たことのあるような気もしてくる。昭和歌謡の妖しい美しさが光るボーカルと、ゆらゆら亀川さんを思い起こさせるメロディックなベース、ドラムも非常に巧い。名前を見てなんとなく見ておきたいと思ったのは天のおぼしめしか。また見る機会を作りたい。
次がkeme。以前から聞きたいと思っていたのだが、ライブの数が多くないこともあって都合が合わなかったのでようやく機会を得た。全くのフォークなのでそのひねりのなさをどう捉えるかなのだろうが、次はバンド編成でも聞いてみたい。中島みゆきの「この世に二人だけ」カバーも選曲含め秀逸でした。
ここでスタジオ会場に行ってふらっと辻祐弥を見る。後半だけだが、曲もいいし声もギターも気に入ったので500円のCDRを購入。「物々交換で」と申し出ていた失礼な人がいたが、いくらその人が今日のメインステージ出演者でも、ちょっとそれはと思ったりはした。
シマシマエレクトリックをこれも後半だけ。最初は休みながら聞いていたのだが、2人編成ながらものすごい厚さがあって思わず前まで行ってしまった。これも拾いものでした。ただこうして一日に大勢見るなかの一組になるとどうしても印象が薄れるのが痛し痒し。
その次がいよいよ蛸地蔵。久々だったのでどうなってるのかなと思ったらますますパワーアップしていて、もはや貫禄すらある印象。以前の騒音寺のような立ち位置かな。初見だったり久々だったりの客の前でここまでできるのが凄い。やっぱりいいバンドだなと思った。
外でしばし休憩し耳を休める。僕は耳が弱いので、長いイベントはこうして外に出るのが大事。
復帰して蔦木俊二。突然ダンボールらしい音像だが、大人しすぎてもういいかとなりスタジオでやっていたキリエを聞きつつぼんやり。
早川義夫は力強い歌声で、やはり座って聞きたいよなあ。
PANTAも同じく。途中からkemeがエレキで入ったけれども、PANTAさんがずいぶん嬉しそうにしていたのが印象的。それにしてもバンドと並行してやってるのは内緒だとは知らなかった。
石川浩司はもう思った通りの感じ。嫌いじゃないんだけどまあこのくらいでいいか、となり予定通り鼻ホームランの森山下さんソロへ。ソロでもあの声は変わらないし、僕としては落ち着いたクロージングを迎えることができた。
弁当と明日昼用のコロッケを買い、寒い中を帰宅。