怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

「千代田芸術祭2013受賞者展」と「タマグラアニメとマンガ博」

寝不足でどうしようもない。力が半分も出ない。
そんななか、アーツ千代田へ。
千代田芸術祭2013受賞者展へ。千代田芸術祭は見ているのだけど、記憶に残ってるのはこの受賞者のなかで数人しかなく、それは僕の記憶力の問題もあるけど、僕がいいと思ったものが選ばれてなかったり、そもそも数が多すぎたりということだと思う。
今回興味を魅かれたひとりは奥村直樹。どこが優れているのか、自分でも説明に苦しむ変哲のなさだが、自分自身の像を何かと置き換えるだけでこれほど世界を不穏にできるのだ。
もう一人は古跡哲平。これも自分自身の像を使ったもので、顔を中心にさまざまな年代の写真を重ね合わせていくと、それが同じ人間であるにもかかわらず、どこか別人のようでもあり、またそれが人間ではないかのような気になってくる。強調すればするほど否定されていく、そんな気持ちにさせられる。
もう一人といえば「その他の短編ズ」の森脇ひとみ。バンドでもそうだが、ごく普通で柔らかく暖かそうな作品に見えて、どこかがおかしい。色使いだろうか。デッサンだろうか。何かが破綻しているのに、にこやかに差し出される得体の知れなさはこれも印象に残る。
時間がないうえにギャラリーはほとんど閉まっているのでアキバタマビだけ寄らせてもらう。
「タマグラアニメとマンガ博」ではクリハラタカシの「Happy Bogeys」が短編アニメの神髄のような作風で、こういうの大好きですね。時間があれば全部見たかった。
時間はないし空腹だしでそそくさと帰途に。ヨドバシカメラでもう一度掃除機を見てみるが、どれも一長一短ですね。
帰宅して遅い夕食。妻も遅かったようだ。
オーディオの調子がまた悪くなり、これはケーブルではなくアンプ側の問題かもしれない。
早めに就寝と思ったが、またも寝付けず。