怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

日曜日

午前中、Thee michelle gun elephantの2001年1月、WORLD RODEO TANDEM BEAT SPECTER TOUR最終日のライブ映像を見る。まあとにかくカッコいいとしか言えない。そしてバンドはマジックだなと思うしかない。誰が欠けてもこの音にはならなかった。保存決定。
お昼はナンドックとパン。このあたりはろくなパン屋がないしあっても高くて並んでてどうしようもなくて東京のパンレベルの低さにはがっかりするがいたしかたない。
午後から新宿へ。後藤まりこのインストアライブがあるそうなので参加券が残っているならと思ったが無理だった。そりゃそうですね。情報知るのが遅すぎた。
世界堂で額を物色。難しそうだと思っていたが、案外ぴったりそうなのがあったのでほぼ決定。探してみるものだな。
夕方帰宅し、妻と買い物に行きなんとか買いそろえる。今日もだが、最近僕が一人で外出するのを嫌がっているので、ある程度は一緒に過ごすよう心掛けないといけない。寂しいと死ぬらしいから。
夕食はカジキの味噌漬けとオクラと湯豆腐。湯豆腐がおいしかった。
食後は「ライフ・オブ・パイ」を鑑賞。映画の後半に二つ目のストーリーが語られ、もちろんこの二つ目のストーリーこそが事実なのだ。そう断定すべきポイントはいくつもあるので、間違いようはないのだけど、一方で一つ目のストーリーが事実だと思いたい人のためにそれ用の材料もちらつかせているのが心憎い。その材料は、パイの体験に絶句した保険会社員がパイを気遣って創作談を受け容れたことで生じたものなのだけど、この捻りがあるからこそ余韻に深みが出ていると思う。映画そのものは実はそこそこ退屈したけれども、最終盤で取り返してくれたので満足かな。序盤の宗教に関する話しや、漂流中のエピソードなどがここで一気に心に入り込んでくる。
夜は少し遅めに就寝。