怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

小森清貴ソロ、HOMMヨ@新宿Motion

せっかくの休みだというのに体調はいまひとつなままで、外に出る気もしない。行きたい美術展などがいくつもあるのに。
そんなわけで夕方までごろごろ。
ようやく出かけて、あまり気も進まないままバーガーキングでBKシングルベーコンチーズ。まあ悪くないかな。でもいつも思うのは、ベーコンとハンバーガーの取り合わせは実はそんなに合ってないような気がする。ベーコン入れるよりもパティを厚くしてくれた方がずっといい。スタンプがたまったのでマグカップと交換しようと思ったら在庫がないそうだ。仕方ないので次の機会にと思ったら、食べている途中に別の店員さんが寄ってきて、入荷したら連絡しますとのこと。リストにはすでに20人近い名前がある。だったらその時に言えばいいのに、と思ったが、リストに書いて一度立ち去りかけたところを戻ってきて色は赤と緑どちらがいいかと聞くくらいだから相当手際が悪いのだろう。某Sちゃんが別の最大手チェーンについて社員の質が低いと言っていたのも納得だ。
結構ギリギリになってしまい新宿Motionへ。はらいそVol.3という企画。幸いまだ始まってなかった。
最初は東京真空地帯。こういうギミックで許せるのは溺れたエビの検死報告書だけなんだけど、こちらもしっかりやってくれてるし悪くは思わない。
次がうるせぇよ。
三番目に小森清貴(from壊れかけのテープレコーダーズ)。マキシシングルに収録されていた曲から想像するに弾き語りなんだろうなと思い込んでいたらエフェクターを大量にテーブルに乗せ、後ろにアンプをセッティング、ボーカルマイクは二本同時に使うようだ。なんなんだこれ。この狂ったセッティングでスタート。これをソロと言っていいのかというような、もはやバンドをやっているに等しい轟音。鬼神のような演奏で、あっけにとられる30分でした。ここまですごいものとは思ってなかった。
終演後に聞くと、今日は他の出演者が全部バンドなのでそれに対抗したかったのと、セッティングの時間もとれるからということらしい。毎回やっているわけではないそうだけど、これを見てしまうと違う形態だとどうなるんだろうと興味がわいてくるし、また見たいとも思う。以前ソロの方はあまり人気がなくてというようなことを漏らしていたけど、これは見るべきでしょう。まあ僕も今回初めてなんだけど。壊れかけのライブを見ていても、こういう魅力があるというのはあまり想像できなかった。実際に見てしまえば決してかけ離れたものでもなんでもない、ソロとしての必然が見えるわけで、自分のリスナーとしての器量がなかったというだけのことだけど。
四番目がゲスバンド。女の子に人気があるようで、それはいいんだけど揃って手をあげたりとかそういうのは別にいいです。
最後がHOMMヨ。15日前にまさにここで見たばかりなのでさすがに飽きるかと思っていたけど、手触りの違う演奏。ドライブ感は控え目で、ボーカルを前面に出した感じ。やはり意図的なのかな。ボーカルのニイさんはフロアにいるときはごく普通の柔らかい女性なんだけど、ステージに上がると途端に大きく見えて血走った迫力があり、スター性があるなあとつくづく思う。決して派手なアクションをするでもないし、MCがどうこうってわけでもないんだけど、ギターを抱えて歌ってる姿が滅茶苦茶カッコいい。もっと大きな場所でも映えるバンドのはずだし、そうなってくれると思う。
外に出ると小雨。冷たい雨に打たれて帰るにふさわしい気分。