アーツ千代田3331

台風の影響で雨模様。秋葉原を通ると、そんな中でも客引きを熱心にやっていて大変そうだなと思う。
アーツ千代田3331で千代田芸術祭を鑑賞。多種多様な作家が多種多様に作ったものなので、結構疲れる。もちろんいい作品もいくつもあって、そうなるとその作家の作品をもっと見たくなるわけで、どうにも不完全燃焼。ちょうど講評をやっていたりもして、鑑賞というよりアーティストの発表・客観的な評価を受ける場所という位置づけなのだろう。でも僕がいいと思った作品を作ったアーティストはすでにあちこちで作品を発表している人だったりもして、なにもここじゃなくても、という気もする。
ポコラートvol.3は金崎将司作品が素晴らしかった。たしか昨年ここで見た記憶がある。こういった完成型を意図して作り始めたわけではないのだろうが、この造形は衝撃的。制作過程の紹介もいいと思う。これは皆見たがるだろうし。
照沼敦朗「破壊と再生 オムニバス」展は、まずなにより音楽がいい。少し小さめの音で歌詞を追うように聞かされ、暗く連れていかれるような音。混沌としてしかし明瞭な画面。異才だと思う。
あと、田中和人「（ZOO）」展 も良かった。
帰り、いつものエックスでDVD-Rを購入。20枚で690円なら安いと思うが、デッキを買い替えた方がいいとも思った。
仕事場に寄って空の弁当箱を持ち帰り、帰宅。ちょっと疲れた。