怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

とかげのわかば@カラフェ

なぜか、というより旅行の影響で早朝目が覚めてしまった。でも出勤はいつも通り。
お昼はがんも亭。日替わりの魚介天丼を注文して、もし天つゆどばどばだと嫌だな、と思っていたが、さすがにここはそんなことはしない。ちゃんと薄味で素材の味を生かしてくれてうれしい。
夕方、神宮球場へ。結構観客が多い。妻が先に来てレフトスタンドの真ん中あたりを取っていたんだけど、なにしろ応援がうるさくて気分が悪くなった。今日は妻の知り合いからチケットをもらっていたので、その方々が来られて御礼だけ済ませると端っこへ移動した。端はみんな落ち着いて、負けを受け入れながら見ているので僕も居心地がいい。試合が終わる前に退出。妻もあきれる負け試合でした。
というわけで、急げばなんとかとかげのわかばさんのライブに間に合いそうなので、それではと急遽行くことにした。試合終了までだったら諦めていたところだからありがたい判断だった。
乗り換えを急ぎながら初めて西武新宿線に乗り、沼袋へ。沿線は意外にもかなり地味で、新宿からわずかな距離だというのにのんびりした風景。これは居心地よさそうだ。沼袋は駅を降りるともうすっかりしょぼんとしていて、懐かしくなるようなところ。来れてよかった。
お店に着くと予想より小さなお店カラフェに予想より多くのお客さん。とかげさんのリスナーだけでなく、常連客が飲みついでに聞いてくれるようで、ライブとして理想的な形かもしれない。
球場でビールを2杯飲んでいて正直これ以上飲める身体ではないんだけど、そうもいかないのと、店の真ん中にでんと置かれたサングリアがおいしそうだったのでそれに。大正解でした。今まで飲んだ中で圧倒的においしかった。スペインで飲んだのを超えた。
予約の人が揃うのを待って、とかげのわかば生音ライブ。生音、いいなあ。ライブは何度も聴いているけど、生は初めてだと思う。選曲もそれにふさわしいし、流れもいい。気持ちいい。小さな空間を歌の世界で満たすようなライブでした。月光が聞きたいな、と思えば月光を、犬が鳴いた日を聞きたいなと思えばそれを、最後は影法師で締めてほしいなと思ったらまさにそれ。いかに選曲が抜群だったかという。
だいぶぐでんぐでんしてたけど、よくライブで見かけるOさんが話しかけてくれて、いろいろ雑談。だいぶ趣味が合うようだ。だがしかし電車に乗るのが遅れ、家に着いたのが1時前。いやはや、大変でした。明日もとかげのわかばさんのライブ。連日ってどうなのかと思うが、でも今日のライブはそれに値するものだったと思いますよ。