怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ニプリッツのライブなど

朝、妻の言いつけで買物に。開店直後に行けば涼しいだろうと思っていたが、昨日以上の暑さで玉砕。
さらにアイロンかけを6枚など、家事を中心に午前が終わる。
お昼はカレー焼きそば。味が薄いと不評。知らんがな。
下北沢音楽祭に行くつもりだったが、暑い。暑さでいえば大阪の方がもっと暑いし、このくらいでどうなるものでもないはずだが、なにしろ急に暑くなったので体がついていかない。無理をしないということで、とりやめることにした。真打ちは夜の六本木、新世界だから。
渋谷へ立ち寄り、ヒカリエでギャラリーに寄ったがこれは行く必要なかったな。
その後、スーパークラシックの実物を確かめに行く。確かに薄手にできていて、ジーンズの後ろポケットにもするっと入る。これなら大きさゆえの事故は減りそうだ。ただ、そうすると中身のリストラは欠かせないわけだから、そこをどうするか。ていうか、これで足りる人はどんな生活してるんだろうか。
歩いて六本木へ。日が陰って曇ってきたのでさほど難はなかったのだが、ちょうど新世界のあたりで豪雨になった。夕立の気配は感じていたので、路上に傘が落ちてないか探していたのだが、間に合わず。ただ、ちょうどビルの1階に店が並び大きな軒があってしかもベンチまであるという恰好の場所で降られたので、のんびり雨宿り。ぽたぽたと小やみになり、射してきた太陽に雨だれが光る図はなかなかいいものだ。
バーガーキングで夕食。空いているのでのんびりできるし、ここはフリースタイルもあるので休憩にちょうどいい。
頃合いを見て新世界へ。最初がギャーテーズ。名前は知っていたがライブは初めて。濃密な音に声を乗せた異形な重量感がよかった。
次がらりはproject。この3組の中では一番の正統派かもしれない。細かいハウルなど気にしない、でも演奏はしっかりというところがいい。全く知らなかったけど、よかった。
最後がニプリッツ。六年ぶりという気合も気負いもない、淡々と泥臭く、実に普通の演奏。普通なんだけど、それがギラッと光ってただごとではない。石川淳の文章で描写するのが良く似合いそうな四人だ。前に聞いたのと同じ曲をやったのか違う曲なのか、どんな曲をやったのかは全くどうでもよく、セットリストなんて意味がない。ただただニプリッツの曲をやるだけ。曲をやればニプリッツ。僕もあまり気負いなく、聞き流すように聞くのが一番だと思って聞いた。
最後の方、だいぶぐだぐだで、あれはさすがにちょっとどうかとは思ったけど、まあでも別にいいや。
出たら壊れかけの遊佐さんがフライヤーを配っていて、ファン層が大きく被るわけではないんだろうけど、機会があればすかさず生かすっていう姿勢がすごいなあと思った。もちろんそういうのをあまり頑張らないタイプの人もいて、それはそれで好きで、要は自分らしく活動している人は好きです。無理しない。
思ったより遅くなったけど帰宅。iPhone変わってから電池の持ちが劇的に悪くなり、ちょっと困ってる。