怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

観光客

早起きして築地市場へ。地下鉄の電車を降りたとたんに魚の臭いが立ち込めているところがらしくてよい。鶴橋みたいなものか。
どこに行けばいいのか今一つ分からないながらもうろうろ。市場といっても観光地ですね。妻はいろいろ興味深そうに見ているがまずは食事。寿司屋は行列だし海鮮丼など食べる気にならないし、フライ物は朝から重いかということできつねやでホルモン煮。妻は牛丼を食べる予定だったがちょうど品切れとのことで僕だけ飲み食い。霧雨が降りだしていて立ち飲み用のテーブルも少し濡れていて、当然僕も少し濡れるがこのくらいのほうが気持ちいいので問題なし。ここのホルモン煮は有名らしく、たしかにホルモンの質はよい。味付けはずいぶん塩っぱくて出来そこないのようにも思えるが、まあそういうものなのだろう。一番残念なのはコンニャクが角切りなことで、これは舌触りとしても味の染みとしてもいただけない。ただ朝からこういう感じの食事はなかなか楽しいものだった。おばちゃんは親切だし煮込み担当のお婆ちゃんは頑固そうだし。しかしあとから聞くと妻は雲丹の乗った海鮮丼が食べたかったらしく、じゃあひとりでどうぞというとそれは嫌だという。といって二人で入ってひとり分というわけにはいかないし、僕もそうそう食べれない。まあどうでもいいけど。結局妻は山長の卵焼き(焼きはいいが甘すぎ)や長谷川のゲソのさつま揚げ、大漁船の焼鯖寿司(これはよかった)、茂助団子つぶ餡などを食べていた。少食な妻にはそのくらいのほうがいいだろう。
土産物といっても買う相手はないし、自宅用には量が多いしそもそも食べたくもないしであまりすることもなく。妻が妹用に少し買っていたくらいか。正直なところ何をしに来るところでもなく、ただ雰囲気だけ見物すればいいところなのかなと思う。
もう十分だろうと帰る途中に築地本願寺という大きな寺院があり、せっかくなので中に。ぺちゃくちゃしゃべり続けるおばはんに殺意がわいたが、よく考えると僕らも少しはしゃべっていたか。
地下鉄で新宿へ。ヨドバシカメラのチンケなおもちゃ売り場で姪への買物。
その後カメラ売り場でデジカメを見るが、種類が多すぎて何がいいのかさっぱりわからない。切羽詰まってないものだから目移りしていると結局買わずに終わってしまうわけで、物が売れないというのはこういうことかと思う。5種類くらいに絞ってくれればいいのにと話しながら売り場を後に。これ、結構いいアイデアだと思うんだけどね。リベートや利益率とは一切無関係に、ある程度の価格帯などで区分けした推奨品だけ並んでいたら安心して買える。せめて売り場を価格帯別にでもしてくれればそれだけでも違うんだけどね。
そんなわけで早々に帰宅し、ルパでパンを買って家で食べる。妻お勧めのオレンジドーナツはイマイチな気がするが、まずくもなくて、まあ仕方ないかなという感じ。
昼からは雨が強くなったので早出してよかった。が、コーヒーがなくなりつつあるので買い出しに。タンザニアは6月の入荷になるそうで、しかも量も限られているとのこと。終わりそうになったら買いだめしたほうがいいのかもしれないが、それにも限界はあるしね。
夜ライフに買物に出かけ、いろいろ買ったので持っていった袋で足りずにレジ袋をもらう羽目に。店員さんが「ポインポインポイン」と歌いながら仕事をしていた。