怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

双葉双一のライブのことなど

お昼は外出のついでに遠出してこだわりやまというお店。1時過ぎに入るとガラガラで少々ためらわれるほどだが、日替わり定食は味も質も文句なくて十分。日替わりが気に入らないときは違うメニューもあり、なんとかなりそう。ここもレギュラー入りかな。少し遠いけど。
夕方新宿へ。金券ショップで明日用の券を買う。買ってはいないがワタリウムのチケットを見かけたのは初めて。
少し時間があるのでディスクユニオンの新宿店を少し物色して、遠藤賢司「夢よ叫べ」を700円で。エンケンの中古はだいたい1000円台半ばだった気がするが、どうして急落したのだろう。
ねこ膳で夕食。店員さんの対応がすこぶるよくてありがたい。味はごく普通というかあさちゃん的な出来合い感があるけれど、まあ新宿でこのお値段なら全然あり。夜食事できる店って、混んでそうな大戸屋バーガーキングの二択だったし。
ゆっくり食べてたらいい時間になり、新宿SOUL KITCHENへ。入るとびっくりするくらい狭いバーで、バーとしても小さな方。ここでライブやって客も入れるのが信じられないくらいだが、すでに10人以上いる。最終的には20人超えてたと思う。ところでここの店主は鳥井賀久という人で、まあストーンズのライナーノーツでは見覚えのある名前。正直なところストーンズ周辺の人らにはいいイメージがないのだが、ライブの場所とは関係のないことですね。
最初が山田庵巳。写真よりずっと童顔で若く見える人で、8弦ギターを自在に弾きこなしていた。ライブの印象は実に演劇的。楽器を持ってひとり舞台をやっているように見える。ファンもそれを楽しんでいる雰囲気。僕は正直なところあまり演劇的な舞台にはなじめないので、ちょっと苦手。とかげのわかばさんもその指向があるので、何度も共演するのはよくわかるのだが、まあこればかりは仕方ないかな。
次が双葉双一。前回見たライブに比べると、曲の構成というかステージングがいまひとつ深みに欠けた気がする。演奏自体は決して悪くないんだけど、曲がいったん途切れたりしたことでもわかるように、少しやりにくさを感じながらのライブだったようにも思う。あの狭くて明るい空間にぎっしり人が目の前まで詰まっていてやりやすい人はそういないと思うが。
まあ不満でもないのだけど大満足ともいかなかった今日のライブ。一つはファン同士が皆知り合い的な空気感がたまらなく嫌。どちらのファンもそんな感じで、まあ好きにしてくださいなんだけど、嫌なものは嫌。あとは2ドリンク制というのが意味わからんとかね。次双葉さんを聞くならほかの場所で聞きたいなあ。ムジカとか。