怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

初台と小岩

朝、初台のICCへ。導線がよくわからない。
アノニマス・ライフ」展、最初はやなぎみわ国立国際美術館で何度も見た作品だが、何度見ても美しい。そして「案内嬢の部屋3F」は高橋コレクションから。オリジナルプリントでは初見で、この大きさで見れるのはうれしい。
オルランの「これが私の身体⋯、これが私のソフトウェア⋯」も同じく繰り返し見ているのだが、詳細な解説は初めて見た。 国立国際美術館よ、こういうことしっかりやろうよほんと。
スプツニ子!はまず菜の花ヒールの展示部屋のデザインがひどい。造花丸出しで生命感の全くない花と山。ただぶら下がっているだけでは暖簾と変わらない。作品もワンアイデアをそのまま形にしただけで、広がりは全くない。この人、あちこちのイベントに呼ばれているのはいいのだけれど、何が企画者の琴線に触れているのか。まさか作品、ではないと思うのだが。
毛利悠子「fort-da」は生命体のような作品で、本展の象徴ともいえる展示だと思う。ただいささか騒がしくてwaitingroomでのような息吹は感じ難かったのが残念。空間が広いからそのように制作するのは当然だとも思うのだが。
常設はジュリアン・メールがよかったかな。
午後帰宅、リゾットを食す。金曜から食べ過ぎているせいか少なすぎるように感じてしまう。
夕方小岩へ。秋葉原で金券ショップに寄るがチケットはないらしい。キッチンジローでチキン南蛮と山賊焼。まあまあ。JRで小岩へ。秋葉原総武線は東京に出張した際に乗ったことがあり、うっすらとした記憶があるが、小岩駅はもう全く記憶がない。駅の南側にも行ったことが一度だけあるのだが、全然わからない。様変わりしているわけではなく、むしろ古いお店などがそこかしこにあり、こんなギリギリの時間に急いで通り抜けるのがもったいないほどだ。
小岩BUSHBASH、これがライブハウスかと思うくらいゆったりしたカフェスペースがあり、のんびりしてるなあ。東京も小岩まで来るとこういう感じなのね。
最初がni-hao!。久しぶりだけど妙にテンション高いあの感じ、年齢的にはもうそれなりなはずだけど変わらずにやってるのがうれしい。カセットテープ!があったので買いました。チープな音で聞くと良さそうだ。
次がMiila and the Geeks、これも変則編成だけどどこかセンスがあり、もう少し聞いてみたい感じ。これもカセットテープを購入。ていうかカセットテープ作って売れるってのがすごいわ。
アニス&ラカンカはアウェイ的な流れだけど、エレキギターの重なりがよかった。
NERVSは一転ハードに。あんまり聞いてないです。
最後DODDODO。ノイジーで崩壊しかけた音がよくて、今まで敬遠してたのにあれ、と思った。好きとまでは言わないけど、まあ聞けるという。
割と内輪のりな空気は予想してたし実際そんな気配もあったりはしたけど、まあそういうことはどうでもよく、いいイベントでした。演奏時間は各人25分程度で短め、だから不満でもあるけど逆にサクサク進むテンポの良さもあり、終演も早かった。遠いからそれはありがたい。ラウンジが広いから耳が休まって疲れにくいしそもそも音もいい。だいぶ研究してると思う。
満足しつつ即総武線で帰宅。新小岩で乗り換えるのを忘れたけど、結果的にはむしろ早く帰れてよかったです。
家で中村屋のあんまん。おいしかったけど夜中に食べるのはもたれるね。