いいにおいのするThee Oh Sees JAPAN TOUR2013

ばたばたした感じで渋谷へ。ワッパーJr.が単品200円だそうなのでバーガーキングへ行き2個食べる。ドリンク込で500円、十分な満足度。ソースを控えてもらったのもよかった。
Bunkamuraへ行き、地下のNadiffで宮永愛子「空想」展。といっても展示してある作品はほんのわずかでびっくりした。少ない作品のうち売り物は9点すべて赤丸つき。「空中空」展は大阪でしかやっていないのにこの人気、たいしたものだと思う。あの展示を見たからこそ僕はここに来たわけで、その点東京での認知度はこれからだと思っていたのだが。
そんなわけで意外と時間はかからず、定時前にO-nestに到着。無事ゲラーズから見れた。どころか、開演が結構押して暇なほどだった。
ゲラーズは前回ズボンズレコ発以来。あの時はトクマルさんが中心だという思い込みがあったのでうまく聞けなかったが、今日聞いてみると、出来自体もよかったのかもしれないが、とりとめのないうつろいようがよかった。
次がVampillia。12月も1月も別のライブと被ってしまい、泣く泣く断念したのだが、今日こそという感じ。大阪にいたころはほとんど欠席しなかったのだが。ただ、今日のライブは選曲に意外性がないし演奏面でもいま一つというのが正直なところ。オペラさんのボーカルもPAの問題かあまり出てなかったり。何度も見たVampilliaのライブの中では下位になるが、まあそんなことはいいじゃないですか。SEのXといい化け物アゴ男といいベースの人といい、見世物的には最高だったし。ベースの人、動きやポーズがすごいきれいなんだよね。ダンスでもやってたのかな。あれは見とれる。
次がTHE NOVEMBERS。
最後Thee Oh Seesはどんな感じかな・・・と思ってたらKさんを発見。KさんはThee Oh Seesが好きでお勧めらしい。
そのThee Oh Sees、いざ聞いてみると凄まじかった。Kさんのバンドに近い、ぐいぐい押してくるストレートで迷いのない音で、何がどうという言葉が無用になるカッコよさ。これは確かに盛り上がるわ。客席が日本とは思えないくらい沸き立っていた。これ、再来日したらまた見たい。僕にあの盛り上がりにガッチリ付いていけるだけの体力がないのが残念だ。ただし一つだけうざかったのは写真撮りまくってる客。数枚ならわかるがそんな何十枚も撮ってどうすんねん。しかもあのライブの最中に。アホか。目ざわり。
終って、Vampilliaのキーボードさんに次のライブの予定を聞いたらできれば9月くらいにやりたいということなので非常に残念。まあいいアルバムを作ってもらえれば。
終演が11時過ぎだったのでぐったり帰宅。そういやsunsuiでいいにおいやってた時もそんなだったな。