怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

塩田千春「赤い線」

今日は一人でお弁当を食べていたのだが、誰かに話しかけられていたのを全く気付かず失礼なことをしてしまった。
夕方早めに初台へ行き、ケンジタキ・ギャラリーの塩田千春個展「赤い線」へ。Red Lineと名付けられたシリーズは、大型作品は塩田さんの手形で彩られ、小さいものはクレヨンをなすりつけたようになっている。大型のものはビルなどでないと飾れないし、手形をペタペタした様子はあまり惹かれない。ただ小型のものは眼前を過ぎ去る炎のような光のようなイメージがある。小さな作品の方がよいのは珍しいのでは。絵画作品はほかに情景画のようなものに糸を縫い付けた作品が4点ほどあり、これは昨春にもなかったろうか。インスタレーションは家の骨組みに糸を巻きつけたもので、1点は赤でもう1点は黒。黒はドレスが入っており、国立国際美術館所蔵品のミニチュア版とでもいおうか。展示の中でどれがといえばこの黒のインスタレーションが一番だと思うのだが、しかしこれは飾るのはなかなか大変だ。お手頃なのは小さなred Lineなのだが、しかし塩田さんの名前がなければ24万円出すのはどうか、しかし塩田さんだから魅力的なのも事実で、という迷い。厳しいものです。とりあえず「私たちの行方」展図録2400円を購入。もしかしたらサインが、と思ったけど塩田さんは来日してない模様。
帰宅して夕食。餃子を焼き妻の分をそのまま残していたら火がつけっぱなしになっていて黒焦げに。
くだらないことをしているとあっというまに妻が帰宅。くだらないことに気がいっており妻が不機嫌に。