怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

大阪2日目

7時過ぎに玉出に行ってみたが弁当は全く残ってない。仕方なくチラシ寿司を買ってホテルで食べる。仕方なくとはいえ半額で149円だから何の問題もないのだが。
ホテルを出てまずは靱公園のタケウチへ。移転すると聞けば食べたくなるのが人情というもの。行ってみるとお店は記憶ほどは薄暗くなく、そう悪い雰囲気ではない。勘違いしていたかな。オリーブパンとブルーチーズとショコラを購入。
病院へ。今日の検査は頸動脈エコーもやったのだが、なんとこちらのほうが結果が悪くびっくり。そういえば最近ハンバーガーの食べ放題など不健康な食事が多かった。自制しよう。
9時半に行って検査込みで11時に終了だからすんなり終わったほうだろう。駅前ビルの金券ショップで青春18きっぷ1回分4000円というのを見かけたので即購入。やれやれ、これで予定通りだ。まだ時間があるのでON THE BOOKSに行くと美術手帖が大量入荷したようで会田誠デヴィッド・リンチ特集を400円づつで。ありがたやありがたや。行ってよかった。
病院には1時半に着いたのでロビーでコーヒーを買いパンを食す。うまい。ああ、これはうまい。なるほど。
食べ終わって受付に行ったら人待ち顔の事務員さんがいて、ちょっと申し訳ない気分。やはり受付後に食べたほうがよかっただろうか。あとはいつも通り検査と散瞳。焦点の定まらない目で無理やりニューズウィークを読み、2時過ぎに診察。意外なことに検査結果は前回と変わらずだった。前回、前々回の検査結果をぼんやり覗き込むと、ブレはあるが確かに一直線に悪くなっているわけではない。ふーん。なるほど。そこまではよかったが、先生が転院を切り出してきた。今日だって1時間以上遅れるくらい膨大な患者を捌いているわけで、まあ言われても仕方ないのはわかるのだが。口調からして抗弁はできなさそうだし、とりあえず黙っておいた。
病院を出て一応薬局に行ってみたが、やはり薬の支払はクレジットカードではできないそうだ。こんなことなら財布をしっかり確認しておけばよかったのだが今更遅い。目がよく見えないのでどうしたものかと思いつつ淀屋橋へ。駅の劇場を見たかったのだが、ちょうど舞台稽古の最中。ただ、その稽古の終盤だけだがちらりと見せてもらった。案内嬢の集団はなかなか見ごたえがある。
心斎橋でマルかバツ。悩むものが2つあったが今日は見送ることに。スタンダードブックストアとアセンスで月刊ビルを捜索するも1・2号はなし。聞いたら即答してくれる店員さん、さすがである。
ここでホテルに戻り入浴。など。
阿倍野のQ’sモールを通って古書さろん天地へ行くと、移転したとの貼り紙が。閉店でないのはよかったのだが、新店舗はこじんまりした店で、あの品格が感じられない。親父が一人座っており、おそらくバイトか何かだった女の子ももういないのだろう。さびしいことだ。移転祝を兼ねて「MASK」という写真集を購入。
次はどうしようかと思ったがやはり空腹だから食事である。難波のガラガラのバーガーキングに入る前、ビックカメラ前の古本屋で美術手帖アウトサイダー・アート草間彌生。200円とはまた良い買い物だ。しかもON THE BOOKSとかぶってないのがまたよい。そしてバーガーキングでフィッシュサンド。それから味園ビルへ向かい、GALAXY GALLERYで味園大宇宙展。記憶を頼りに再現したという味園ビルの模型もさることながら、当時の広告などがパワフルで素晴らしい。世界初、超弩級、美女、とにかくデカいことを言えばいい、細かい突っ込みなんか関係ない、そういう力強さが魅惑的だ。それでいながらチップは無用という意外な紳士らしさ、乙女を勧誘するアルサロとしての誇り、それでいて入場料は高くない。驚きの連続で、これは来てよかった。月刊ビルの味園特集は持っているのでドリンクを選択したところバーで追加料金を払って飲みたくもないビールをギャルの横で飲む羽目になったりしたけどまあそれはいいです。ついでにビルの上にもあがり、うろうろ見学。なんだかブルマー姿の女の子が走って行ったりしたけどあれはなんだったんだろう。
最後は戎橋のブックオフを探索しておしまい。
意外と遅くなった。