怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ベトナム四日目

朝は懸案のフォーということでホテル近くのフォー24へ。24だが24時間営業ではないフォー24。客は全然いなくて薄暗く大丈夫かと思うがまあフォーボーとフォーガーは予想通りの味。この辺は日本で食べてもあまり差はない気がする。ただ、皿に盛られてくる香草の香り高さなんかはやはり本場だなと思う。49,000ドンって、現地の人の朝食としては多分高すぎるんだろう。
その後はあんまり予定もないけど川の方へ。これがまた交通量がすごくて渡るのが滅茶苦茶難しい。川べりに行っても観光船の船着き場になっていて散歩もできないし。仕方なく戻ってロータリーまでたどり着いたらこれがまた大変。渡りあぐねていると勤め人らしい男が後ろ手でクイクイとするので付いていき、ようやく渡ることができた。後ろ姿にサンキューと声をかけたらドモ!と返ってきた気がしたけど、日本人だろうか。多分日系企業と付き合いのある人だろうが、カッコよかったなあ。スマートで。
ホテルに戻ると空港のATMで一緒になったカップルがホテル前で写真を撮ってるのを発見。ていうか覚えてたのは妻だけど。向こうも忘れてたみたいだが無事だったようでよかった。今日帰国だそうで、様子からして新婚かな。お幸せに。
あとは土産物などを再見。ひと気のないビンコムセンターを見学し、地下のハイランドコーヒーで休憩。朝から歩きまわったのと今日は日差しが強くて疲れた。
しばらく休んでからATMを探したりなどしながら歩く。手数料が3万ドンで驚いてシティを使ったら5万ドン。試すたびに高くなるので3万ドンで妥協。
VINAタクシーでフランス料理店へ。一瞬遠回りしてるかと思ったがそんなことはなくちゃんと行ってくれた。最後手を出されたがチップの要求なのか端数の要求なのか。まあ問題なかったけど。
で、 に入って出されたメニューが予想と全然違い、ビジネスランチが295,000ドン。1.5倍、しかも前菜かデザートか選ぶ方式って内容も落ちてるやん。びっくりしたけど今更出るわけにもいかない。こんなことなら今日定休の に明日行けばよかったと思ったが仕方ない。見まわすと回りは韓国やらの観光客ばかりで、ああそういう商売ね、と。ただこの店、味はさすが。前菜のサーモンもメインのフライも、ソースもパンも十分においしいし接客態度もいい。タクシー呼ぶかと聞いてくれたりとかね。雰囲気もいいし、日本の感覚なら確かに安い。現地の感覚ならぼったくりだとは思う。満足っちゃ満足だけど、サービス料や水代含めて676,500ドン。豪遊過ぎるな。
店を出てチェーの店へ。こちらは人がいない。あれれ、人気店じゃなかったの、って感じだが、いい感じのおじさんおばさんで楽しかった。アイスチェーよりホットチェーが絶品でした。そこから歩いてる途中、ミニスーパーを発見したので食料などを買いこむ。こういう地元臭い店がいい。またまた歩いて戦争証跡博物館へ。正直だいぶ疲れていたのと荷物もあってじっくり見たわけではないが、こういう展示を見ると安易な戦争はやめなきゃいけないと思う。誰も得しない。これではアメリカにベトナム戦争反対の機運が強まるのも無理ない。何のために戦うのか、ほんとにわからない。来てよかった。
博物館まわりのタクシーは危なっかしいので少し歩いていたら焼きバナナ売りに声をかけられたので買った。なかなか甘ったるい。マイリンタクシーを拾って国営百貨店へ。これで安全なタクシー3社を使ったわけだけど、どれも同じくらいの距離で同じくらいの料金。ただ一つサイゴンツーリストタクシーだけは2倍近い料金になっていて、改めて不信感を持つ。やっぱりおかしい。
国営スーパーは韓国人・日本人観光客でごったがえしていて、従業員さんも大変そう。正直、態度の悪い人もいるし。あれは恥ずかしいなと思う。スーパーの前には手荷物を入れるロッカーがあるのだが、そのキーホルダーが国営百貨店の建物の写真でぜひ欲しかったのだが売っていなかった。残念。
夜は検討した結果、ベトナム南部の麺という へ。少し高めだが、なかなかおいしくてよかった。食後のヨーグルトアイスもおいしかった。
ホテルに戻ったのだが、妻が気分が悪いと言いだし、結局夜通しトイレに出入りしていた。僕もあまり眠れなかった。