怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ベトナム三日目

朝ホテルのフロントでタクシーを頼んだら、ドアマンに言ってホテル前で待ってるサイゴンツーリストのタクシーに乗ることに。ホテルが乗せるのだから悪徳ではないはずと思いながらも評判が良いとは聞いてないので身構える。メーターは倒しているし遠回りもしてない。ただ、空港との距離と比較して、シン・ツーリストまで42,500ドンは高いように思う。
まずは昨日調べておいたCommonwealthBankのATMだが、何度やってもはねられる。昨日のATMと同じで、仕方なく近くで下ろそうとしたらこちらは手数料が3万ドン。空港のAGRIBANKで下ろしたのより高い。もう一つ回ってやっと2万5千ドン。ATMの手数料にこんなに苦労するとは思わなかった。2つ目のとこで靴直しの少年がつきまとってきて、断ったら最後アッカンベーをして去っていった。かわいい。
やっと下ろせてABCベーカリーへ。店内は白人が多数で大混雑している。僕はバイン・ミーとコーヒー、妻はパン。2階のエアコンが効いた快適な店内で朝食。この辺りの宿ならパンだけ買って部屋で食べたら安上がりだろう。何しろアイスミルクコーヒーは4万ドンもする。時間になりシン・ツーリストへ。なんとなく手続きを済ませバスでミトーへ。
メコン川の川沿いにある現地旅行社の船でメコン川を海の方へ。スピーカーが最初壊れていたのだが、運転の兄ちゃんがいろいろやって結局船底からケーブルを引っ張り出し加工して直してしまった。恐るべし。
まずは上陸してライスペーパーの加工場見学。ほんとに石臼で作ってて、野ざらしで乾かしている。パリパリのを買ってポリポリ食べつつ次へ。土産物屋などを通過し、早くも昼食。まだ11時過ぎなのだが、まあいいか。ここで象耳魚のフライや空芯菜の炒めものなど。こういうところでは別注文のドリンクでぼったくられるのが常なのだが、缶ビールが2万5千ドンと良心的。料理もおいしかったし、昼食としては十分な量もあったし、なかなかいいじゃない。土産物屋でココナツ材のキッチン用品と人形を1万ドンと3万ドンで購入。
うっかりはぐれそうになりつつもガイドさんのおかげで乗船し次は養蜂場。密林で船が木々に絡まりにっちもさっちもいかなくなってたのが面白かった。ハチミツティーを飲んで、蜂蜜を10万ドンで購入。ここは割としつこかった。まあちょっと高いのと、再利用のペットボトルに雑に入ってるし。次は道路を歩いて行った先から馬車というか荷車で移動。これはこれで面白い。
着いた先では民族音楽の観賞。正直素人芸ではあるのだが、まあ5万ドン入れておいた。若い人は無理しなくてもいいけど、いい大人だからなあ。蛇の首巻きはパス。
手漕ぎボートで密林を抜けて最後はココナツキャンディー工場。出来たてのほやほやのがおいしかったので6つ買う。1つはおまけなので5つ分として125,000ドン。また船に戻り、最初の旅行社に戻り終了。209,000ドンで十分楽しかった。チップを手漕ぎボートの1万と合わせ6万ドン、飲物で45,000ドン、あとはライスペーパーと蜂蜜とお土産類か。いろいろ使ったけど、極端に高くはないしよそで買うならここで、ってのもあるし。まあ満足。
予定の6時よりだいぶ前に着いて解散。
一旦ホテルに戻り、夜はベンダイン市場横の屋台街へ。市場以上に客引きがしつこく、一旦足を止めたら最後猛烈な売り込み。妻は靴市場で流出ものを買いたがっていたが、男物しかなくてあえなく撃沈。夕食は屋台で、妻の食べたいというバインセオと僕が適当に選んだハマグリの蒸し焼きニンニク入りと揚げ春巻き。正直バインセオの値段が??で、取られ過ぎたような気がしないでもないが、元の値段を覚えてないんだよなあ。まあでもおいしかった。ただ、席が狭すぎて大変でした。ほんと。