怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

東京都美術館ものがたり

朝から上野へ。JRじゃなくて地下鉄にすればよかったと思ったが、開放感がいいのでJRで正解かも。降り口がわからず遠回り。山下口とか言われてもわからんだろ。西とか東とか書け。
たどり着いた東京芸術大学美術館。契丹展です。もらったチケットなので気楽に観賞。タダと思えば十分です。帰りは1階なのに無理矢理物販とレストラン前を歩かせようとする商魂は称賛に値するので誰かお金を使ってください。
ついでにというか、東京都美術館に行き、マウリッツハイス展の長蛇の列という域を超えた群衆を横目に東京都美術館ものがたり展へ。設立のお金が北九州生まれの石炭商から出ていたんだなあ。ていうかなぜ九州に作らない。ていうか、東京は国立施設が多いくせに、地方に補助金が出ると文句言いすぎだよな。直接金が出てるか自治体を経由してるかの違いだろうに。
まあその東京都美術館ものがたり展、前半は設立の経緯や建物について、これはまずまずとして後半が良かった。大原美術館などから借りてきた佐伯祐三梅原龍三郎やの名品たち。赤瀬川源平の「患者の予想」や舟越桂らの作品。極めつけは日比野克彦東京芸大卒業制作。段ボールなどを用いて作られた十数点の作品群が見事で、鑑賞環境が極悪だったことだけが残念。これは評判になるのも当然だと思った。見れて良かった。マウリッツハイスの後だともうそんな気にならないだろうな。行列の皆さん残念でした。
駅方向に戻り、ファーストキッチンで簡単に昼食。アメ横をちらっと覗いて帰宅。
夕食は和風ピラフというか炊き込みご飯と豚肉、豆苗など。あまり好評ではなかったようだが、僕は割と好き。味付けも薄いし。