怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

丸尾丸子さんを高円寺で

午前中はだらだらと過ごす。
午後、少しだけ仮眠。ベッドに横になって数十分だが、少しは楽になったかな。
夕方出かけ、新宿経由で高円寺へ。前回の経験から快速のホームに行ったのだが休日なので快速は止まらないそうだ。はいはいそうですか。
高円寺を散策。前回はほぼ通り過ぎるだけだったし夜だったので事実上初めて。古書会館というものがあり、かつては古本屋がたくさんあったことが窺われる。今も比較的多いし、実際お客さんも多かった。ここでフレンチ・ウィンドウ展図録を525円で購入。なかなかよいものが手に入った。続いて雨の実で白水社シェイクスピア、ヘンリー三世1〜3を合計900円で。東京に来てから懸案のものが続々と見つかるのがすごいなあ。このお店、昔ながらのぎっちり本を詰め込んだお店で見ていくのは相当疲れるが、それなりの質は保っているしおかしな積み方もしていないのが好感を持てる。あづさ通りでほかに2店まわり、さらに中古レコード屋も。これがまた奥の深そうな店主でよい。
駅の南へまわり、とよんちのたまごで王卵を2つ80円で購入。そろそろ時間がなくなってきたので、成都で夕食。五目炒飯にしたのだが、ミックスベジタブルと卵が入ってるだけなんですけど。クーポンだし大したことは求めてないけど、それはちょっと違うんじゃないか。ネギ塩鶏はおいしかったけど、炒飯がどうもなあ。
ほろ酔い気分で円盤に向かうが見当たらず。あれっと思って引き返したところでなんとか。後でわかったけど、7時というのは開演ではなく開場時間らしく、開場前のリハタイムだから看板を下げてたのだと思う。まあ入ってお金を払ってしばし店内を見回しながら紅茶を飲む。小さな店でライブハウスともショップともつかないが、こだわりのお店なんだろう。矢追純一のサイン色紙が人目を引く。
最初がたけヒーローとアルカイック・スマイル・トーキョー管弦セクステットバスーンの人が男前。
続いてペンと書物。
最後に丸尾丸子さん。おなじみの曲、新曲といろいろで、新曲は譜面台に目を落としてしまうので、丸尾さんが虚空を見ながら歌うおなじみの曲がよい感じ。新曲は新しいアコーディオンで作ったのだろうか、少し今までと感じが違うような気がする。ひとつの空気のようで、並べてみると違うのだと思う。新曲もいずれはおなじみになり、次回の音源に収まるだろう。
大きなガラス窓を背景に少し震える声は久しぶりだが記憶のままで、うれしいライブだった。珍しくミスが多かったが、明るいから緊張していたのかも。
終ってご挨拶したかったがなかなか忙しそうだったのでそれはまたいずれ。
「まわるまわる球体の上」のジャケだけ拝見したけれど、力の入った作品になりそう。楽しみだ。
CDの棚を見回してジョンソンtsu「ライブインジャパン」を1050円で。賢いユリシーズはあったけど、それはまたいずれ。piu mosso!もあればよかったけど。最近ライブに行けてない園部信教くんのも見ておけばよかったな。こないだ見た井手健介くんとか。ほかにもいろいろありそうだけど、急には思いつかない。
帰って妻に卵を見せたら怒られた。