怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

イメージフォーラム・フェスティバル2012

朝、用件処理。少し気が楽に。
お昼、昨日買った弁当。恐る恐るだったが全然大丈夫でした。
新宿パークタワーで行われるイメージフォーラム・フェスティバル2012へ。昔の僕だったら毎日入り浸ってるイベントだろうと思うが、今は体力や気力が違っていて、多分今回一度きりになるだろう。東京に住むタイミングを間違ったのかもしれないし、これでよかったのかもしれない。どちらにしてもやり直すことはできないんだから、できることは今を楽しむことだ。
会場はホテルのバンケット風で、もうなんか違和感がありすぎてなんかもう。お客さんは映画オタクみたいなのばっかだし。って僕も思われてるのか。
「Hプログラム:新しい到来の足音」で、もちろんお目当ては牧野貴と石田尚志による「光の絵巻」。昨年京都で見ているとはいえ、何度でも見たいし。
最初は奥山順市「一秒の一コマ」。短編だからワンアイデアになるものとは思うが、そこからのふくらみが欲しかった気がする。
田端志津子「Backwash」絵が面白く綺麗で、いいんだけど、大スクリーンというよりは小さな画面が似合っていると思う。
手塚眞「MOONS (Part 1)」僕にとって手塚眞は星屑兄弟のイメージなんだけど、もう20年以上も前の話をされても困るだろうなと思う。先鋭であろうとしたが、今は自身の素質に沿った抒情的な作品にシフトしたのだな(といってもかつての片鱗はそこかしこに見えるのだが)と思いながら見た。なんというのか、無理してる感が伝わってきてしまうところがどうもむずがゆい。作品としては好きなんですけどね。
伊藤隆介「RENCONTRES FORTUITES」面白かった。映画というよりアートに近く、映写方法藻含めて作品にしているところもいい。前回の上映ではフィルムが燃えたらしい。見たかった。
最後が光の絵巻。感想は多分前回と同じでしょう。絵巻というのは制作姿勢からついたもので、作品映像は絵巻という二次元的なイメージとは全く逆。
最後は制作者らからのコメントがあり、石田尚志氏が来場されていた。先日の個展への感想も伝えたかったのだが、誰かの相手を長々とされていたので適わず。牧野氏にもご挨拶したかったのだが。
会場ではインスタレーションの展示が数点あるなど、気合いの入ったイベントでした。
桜上水ブックオフtronikasketch show」500円。買い物をして帰宅。あとは例の件。