怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

とかげのわかば@難波ベアーズ

仕事で京都の田舎へ。最後遠くまで送ってくれてありがたいが、車の後部座席は乗り物酔いしていけない。
夕方ベルリンブックスへ。ハンス・ベルメール蜷川実花澁澤龍彦など買った店だが今月で閉店だそうだ。棚を見るだけでも楽しかった店なので閉店は残念で、もっと言えば開店から数年間知らずにいたのも残念だった。前回悩んだものが残っていればよかったのだが当然なくなっており、奈良美智「I don't mind if you forget me」を490円で。CD-ROM欠品とはいえ十分安くてありがたい。リンチの画集も欲しいんだが、3割引でもさすがに手が出ません。
BOONで焼めし。親父が完全に休憩モードだった。やっぱり量は減ったな。
ベアーズは最初が松浦達彦。息遣いのするひき語りで、僕が思うに手をかければかけるほどよくなるような気がする。バンドとまで言わなくてもサンプラーとか使って音を重ねていった方が歌が引き立つと思った。個性を押しだしたひき語りは好きだ。
次がおふね。
3番目がとかげのわかば。前回のレコ発では風邪で立っているのもつらく、最後列で1〜2曲だけ聞いて帰ったので、正直ろくに聞けてない。姿も見てない。でも、これは僕好きなんじゃないかという気がしたので再チャレンジを考えていて、それで今日。床に座り込んで歌うのが曲にマッチしていて、時々咳きこむのも結構合っていた。弱り切った感じで歌うんだな、と思っていたらほんとに体調が悪かったみたいだったけど、あれはあれでいいような気がする。ああいうギミックもありじゃないかと。女性ボーカルのひき語りはほとんど苦手だけどたまにはまるものははまる。とかげのわかばさんもそれでした。どこがどういいのか自分でも全然わからないから、いいとしか言えない。CDを買いました。が、もしかしたらカセットで聞いた方がもっといいかもしれない。ちょっと悩んだ。
最後浜谷俊輔。一般的な意味では一番うまいし曲も歌詞もいい。僕の好みはまた別として。
終わってさらっと帰る。とかげのわかばさんは3/22に猫敷と対バンのようなのでぜひ行きたいけど、無理かなあ。どうかなあ。