怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ゑでぃまぁこんというバンド

寒いところで過ごすと意外に体力を使う。が、ガタガタ震えていたわけでもないので許容範囲。昼に三宮に出て、りずむぼっくすとハックルベリーとProductionsを回り、今回は特になし。外してもよかったな。元町から垂水へ。収穫は何もないというか、特にこれが欲しいというのはなかったので当たり前だけど、それなりに掘り出し物もあったりして楽しかった。りんくうより舞子のほうが物がある気がする。B-Shopで深い青色のコートがあって、色はよかったけど切り返しのデザインが気になって買わず。
歩いて垂水駅前に戻り、前回同様地下の大阪王将で八宝菜セット。なんか和気あいあいとした雰囲気の王将だ。客のおじいちゃんに若い店員が話しかけに行くのは珍しい。
塩屋の駅を降り北側を少しぶらつく。暗過ぎて写真は撮れないが狭い路地と坂道の雰囲気が楽しい。
昔擁壁の下で野宿したのは多分垂水と塩屋の間くらいではなかったかな。野宿したあたり以外は多分国道沿いをずっと歩いたはずで、なんとなく道の雰囲気は今も記憶にある。すかいらーくとかよくわからない洋風の店とか跨線橋とか。塩屋の駅周辺は通ってないはず。
旧グッゲンハイム邸に着くとリハがまだ終わってないとのこと。今回も扉の向こうから音が聞こえて、それがあえてカセットとかわざとラジカセ的な音の世界で、いい。こんな風に別室で演奏して客は扉の向こうの音を聞くライブなんて面白いんじゃないかと思うが、実際やったら苦情続出だろうな。
ライブは6時過ぎから10時まで4時間。今回は休憩を3度挟んでのロングランでした。よく聞く曲も、(多分)初めての曲も、たくさん聞けてよかったです。かなり暗くして電飾の光の向こうで演奏する姿といい音といい、アナザーワールドに誘うゑでぃまぁこんらしいライブだった。水谷さんのサックスが印象に残ったのは、前回水谷さんが欠席だったからかもしれない。そういう意味では本当にひさしぶりだったわけで、そうでなくても久しぶりですけど、やっと行けてよかった。ゑでぃまぁこんは音のバランスが素晴らしいのだと常々思う。テクニックやメロディーで聴かせるのではなく、各楽器の音量と出し入れの絶妙なバランスがゑでぃまぁこんの持ち味で、唯一無二なところではないだろうか。2ndセットの前半は少しそのバランスが変だったように感じたけど気のせいかな。耳もあまりよくない僕なので単に変調だったかもしれない。最後、新しい場所で終了。長い長いライブだったが、その最後となるとなんだか新しい気分で聞こえてくるんだなと思った。
会場ではくじ引きをやっていて、エビのときははずれのかっぱえびせんだったので今回も期待せずに挑戦し、見事外れ。やっぱりね。といってもステッカーはもらえたけど。最後帰ろうとして次の電車まで少し時間があるようだったのでやっぱりもう一度と挑戦したらなんと2等で、コースターと廃番CDRを頂きました。3種類のうち1つを選んだけど、あれでよかっただろうか。別のにしたほうがよかったかなあ、と後々くよくよするのが僕らしいが、珍しく当たってよかったです。
あと、元山氏に挨拶をと思っていたがまさか休憩中に声をかけるわけにもいかず終わったら片づけしてたり僕も次の電車で帰ったりでちょっとうまいタイミングがなく。次の機会に持ち越しになったので、また近々行かないと。って、どうもスケジュールの相性がうまくないので大丈夫なのかと思うけど、成り行きによってはあとあと後悔することになりかねないので無理したいんだが、はてさて。