怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

埋火ワンマン

お昼、少し時間が取れるので西梅田のフィアマロッサへ。日替わりが売り切れということでアセロラチキンのグリル880円に。サラダはおいしい。野菜を切ってドレッシングをかけるだけではなく、きちんとサラダを作ろうとしている姿勢がいい。チキンもなかなか良い味付けだし、セットの紅茶もランチタイムのセットドリンクとしては上級でしょう。残念なのはライスで、大盛り無料はありがたいのだが不味い。見ると皆パンを食べており、そもそもライスには期待できないのだろう。接客もきちんとしており、レストランとしては席が狭く店員が横を通るのが煩わしいが、この価格でこの内容ならライスでなくパンさえ注文すれば文句はない。
夜、難波へ。心斎橋筋に新しくブックオフができていて、入ってみるとかなり広くてとても全部は見切れないのでざっと流してMUJI CAFEで夕食。野菜中心に選ぶと満足度が高いような気がするが、ここもご飯がまずい。前はそうでもなかった気がするんだが。
食べ終わると結構いい時間になっていてベアーズへ。入ってみると珍しく?見汐さんが物販に立っていて、セレクトCDを買って少しお話。ていうか、楽しみにしてますとか言っただけですけど。緊張して何しゃべっていいかわからないというか失言しそうでもう。でもうれしかった。
埋火のライブ、今日はワンマン。後で知ったけれどワンマンは意外にも初めてなんだそうだ。キャリアといい音楽の質の高さといい、普通にやれそうなのに。初ワンマンに立ち会えてよかった。実は来る前に日本酒でも差し入れようか(今度は貰い物じゃなくてちゃんと買って)と思いつつ、なんかそこまでするのも差し出がましいか?などと思い悩んでやめてしまったのだけれど、やっぱり買ってくればよかった。せずに後悔するよりして後悔したほうがいいってほんとだな。
そのワンマン、アンコールも含めて1時間半ほどで普段の3倍だから、いつもの曲もありライブでは初めて聞く曲もあり。3人とも気合い充分リハ充分という内側からみなぎってる感じ。僕が特に素晴らしいと思ったのは志賀さんのコーラスとドラムだった。細かいミスはあるものの全般に切れ味がよく、見汐さんのベターハーフだなと改めて感じた。須原さんも集中度が違うというと普段から集中してると言われそうだけど。見汐さんも心の持ちようが違うというか、埋火のライブにがっかりしたことは今まで一度もないけれど、最高のライブを見せるという気合いが伝わる素晴らしい演奏だった。リリースツアーの残り名古屋も東京も、このテンションでやりきればきっと凄い収穫になると思った。大入りのお客さんたちは皆同じことを思ったと思う。
PAがちょっとうまくいってないところがあったりはしたけれど、陶然としたライブだった。
やっぱりワンマンていいな。埋火を聞きにきて、聞いて、帰る。OAとか対バンとかそういうのがない、純粋に埋火にひたれる夜は凄く贅沢だ。
またワンマンやってほしいし、ライブを聞きたい。
終演後エジプトレコードでえでぃまぁこん「残光の蟲」を購入。明後日買えるんだけど、なんか勢いで。見汐さんのサインをもらってる人がいて、いいなあと思った。