台湾4日目・台北

朝起きてホテルの周辺で朝ごはんと思ったが、日曜日のせいか店はそう多くない。前に行った豆漿の店はなくなったのか。２２８公園に行ってみたが太極拳をやってるのはおじさん一人だった。時代が変わったのかな。結局葉さんの店で琉菜蛋餅35元を買い公園でむしゃむしゃ。キャベッコ焼みたいな感じだった。あと歩道上のジュース屋台で柳丁ジュース40元。オレンジでした。
のんびりしすぎてあわてて風呂に入りひげを剃ろうとカミソリを出していたら指を切った。フロントで絆創膏をもらう。フロントの担当は親切なおばさんでありがたかったです。圓山へ。駅中のインフォメーションサービスで男女の係員さんにwi-fiの登録をしてもらう。親切でありがたかったです。いい思い出になった。
公園でなにか菊花まつりみたいなのをやっているのを横目に台北市立美術館。艾未未「欠席」展。中国政府と戦っている部分のイメージしかなかったけど、まなざしがすごかったです。20年前のNY時代、「俺は絶対ビッグになる」とでも言いたげにウォーホールの自画像と同じポーズをとるアイ・ウェイウェイ。目つきが凄い。この強烈さがアイ・ウェウェイなんだと思った。コカコーラや天安門も見れたし、最後の永久自転車も強烈だった。ほかにも写真展やロンドンのデザイン展もあったが、疲れもあってほどほどに。デザイン展はじっくり時間をかけると面白そうだったんだが、ある程度解説が頭に入らないと無理な感じだった。ショップも行ったけど特に。結局入場料の30元だけだった。
続いて雙連の駅から嘉義火鶏肉飯で小30元。うまかったっす。嘉義行ったときに食べるべきだったな。当時臆病すぎた。続いて古早味豆花で檸檬愛玉豆花。悪くないけど、杏仁豆腐の方が好きかなあ。好店とBoodayに寄るが何もなし。市政府駅近くの誠品信義店ビル6階のギャラリーで王淑鈴展。絵画はイマイチでしたが、土壁の家の展示がよかった。床に座り込んでぼーっと見てた。CDや本をざっと見て、エコバッグを買ってYi&Cへ。普通に高級家具店で、店員さんはずっとついてくるし絵はろくに見れないしで疲れるの何の。後悔した。絵もああやって飾ってるとただのインテリアになってしまうというかそういうチョイスだし。美術手帖の記事を見て行ったわけだけど、やはり削るべきだった。
古亭駅から福州乾拌麺にと思ったら店がない。道を間違ったかと思ったけど、ない。仕方なく先にWhite Wabbit Recordsへ。小さくも大きくもないいい感じのお店で、視聴機に入っていたものなどを購入。お互い拙い英語同士ですが店員のお兄さんにお勧めのCDを訊いたら喜んでくれた。僕が店員だったら、初めて来た外人客に言われたらそりゃ喜ぶだろうなと思う。正直視聴させてもらったのは？と思ったけど、そこは信用して結局5枚（miaou、SLEEP PARTY PEAPLE、各380元、魏如萱389元、James Blake439元）買いました。まあこれも旅行の楽しみってことで。でもう一度乾麺に行ってみたけどやはりない。しょうがないので師大夜市へ。これは楽しかった。人が多いし、活気がある。ほどほどに物販もあって、割合がちょうどよくて。師大の敷地内のようなところに学園祭っぽい手作り店舗も合ったりして。牧然小肥羊というお店で串焼きを2本。魚豆腐15元と上等猪梅花肉宜蘭三星青葱30元。おそるおそるだったけどけっこういける。魚豆腐ってなんなんだろう。見た目ほど変な味ではなく、普通に焼き豆腐でした。うまかったです。脇道のところに福州伯綜合麺というお店があったので乾麺を食べました。まあちょっと微妙でしたけど。
存分に楽しんで士林夜市へ。こちらは金券を使えるお店がたくさんあり、木瓜牛乳と麻辣臭豆腐を。それぞれ金券50元で。木瓜牛乳を飲みながらなんとか食べました。3度目ともなると一応チャレンジしないとと思ったし、金券はこういうところで使わないといけないし。でも串焼とかのがもっと食べやすかったかもしれない。食べてるときに自称唖のばあちゃんが物乞いに来たけど無視。本物だったら多少はと思うけど、どうなんだろうね。誰にも断られて市場の奥の闇にとぼとぼ歩いて行くのはなんかせつなかったけど。その後街頭の募金活動には50元入れました。そっちは大丈夫そうだったんで。
ざっと歩いて林森北路とやらに行ってみるが、街を歩く限りではそんなにこれって雰囲気はない。日曜だからか、それともここは中心地じゃないのか。雰囲気だけ体感してみたかったんだが、まあ仕方あるまい。おばさんが一人声かけてきたけど、そんなのは求めてないし。そのまま歩いて勝立生活百科で物色。手持ちの現金が少ないので数点だけ。そんなにおもしろい店でもなかった。それでも日本人が多いのか、レジの人が少し日本語がわかるのがすごいな。疲れきってホテルへ。