怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

第2回中之島映像劇場

昨日大騒ぎし過ぎてしんどい。こんなにぐったりするとは思わなかった。
早めにお昼を食べて国立国際美術館へ。「日本のビデオアート 1980年代」を見る。昨年の企画では早めに行って整理券をゲットしたはいいが余裕だった反省から、今日は開場直前に到着。前回以上に余裕でした。
ABプログラムとも見たわけですが、80年代というとちょうど僕らが映画を作っていたころで、まさに8mmからビデオテープに移行したそのころ。技術的には僕らが使うすべもなかったものをふんだんに使っているとはいえ、制約や時代認識はまさにそのまま。そういうわけで、かなり辛辣な見方になってしまう。
まず、撮影が比較的容易であることと編集は逆に大雑把になってしまう欠点が見えてしまう。着想を映像化するにあたってのハードルが低いせいか、思いつきをそのまま撮ったようなきらいがあるし、編集ももっさりしていてテンポが非常に悪い。アイディアも、当時としては斬新だったのかもしれないが今再見するべきものとは言い難いものも多く、ビデオアート史の研究材料としてはよいのだろうが、一般の目から見ると有益性を疑う。そういう知見を得られたことは収穫だったと思うし「De-Sign 1」などは見ごたえがあったが、疲れが増幅して帰途についた。
夕食は適当に用意。