怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

埋火という奇跡

歩いて難波へ。あまりお腹が空いてないので、思案した結果うどん大王で釜玉かき揚げ。麺はいい感じなのだが、卵がやけに少ない(というのはおかしいが)。釜玉でなくてぶっかけなどのほうが良かったかも。かき揚げは時間が経ってるからとはいえべっちょりで、これもいまいち。もう少し安ければ納得なのだが。
意外と待たされたので時間少し過ぎにベアーズへ。さすがに人が多い。最初が巨人ゆえにデカイ。sunsui、アバンギルド、今日で3度目だ。sunsuiのときは一瞬何かつかめたような気がした瞬間こぼれてしまって、そろそろと思った時に終わってしまった。アバンギルドは全く何も感じず退屈だった。今日は、よかった。演る側の感覚と僕の感覚が一番一致していたのだろうと思う。一曲目から最後まで時間を感じなかった。だからといって次も楽しめるとは限らないけれど、それはそれでいい。水内さんの笑顔が素敵だ。明後日DJ方があるらしいけど、出る時間がわかればなあ。ずっと居るのはしんどそうで。
二番目がOctavio。なんとなく名前だけは聞いていた。一見現代的だがその実オールドロックに根ざした音で、僕は元々こういうのが好きだったんだなと思う。ステージング含めて良かった。もう一度聞いて良かったら、ほんとに好きなのだろうと確信できる。
最後が埋火。久しぶりのライブ、ジオラマ発表直後なのでそういうセットになるのかと思っていたらそうでもなかった。MC少なめでどんどん曲をやる感じで、このくらいのバランスが一番しっくり来る気がする。見汐さんのボーカルはもちろん素敵なんだけど、それよりギターから放たれる轟音に痺れる。ベースとドラムの支えもよくて、埋火はバンドなんだというあたりまえのことを実感する。バンドとしての素晴らしさ、楽器の音の幸福感が僕を包んでくれる。たくさんのお客さんに染み込んでいく。今とてもいい音を鳴らしていると思う。12/16のワンマンももちろん楽しみ。
帰りの電車で、隣の女の子が豪快に爆睡、しっかり寄っかかられた。迷惑そうなふりしてたけど、ほんとは全然オッケーです。